ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、電気って大事かな?

今年の頭、こちらに来たばかりの頃、我が家は停電ばかりしていました。

本当に。

その頃はよくわからず、まだこちらの生活にも慣れてない時期だったので、こんなものかな、と受け止めていたもの。あまり気にならず、ああ、少し暗いなくらいに思っていた。

 

その、頻繁に起きていた停電も1月の半ば頃になるとどんどん少なくなり。2月はほとんど電気が切れることはなく、、

 

が、、、

3月に入ってここ最近よく停電しています。しかも長時間。

 

先日久々に停電が起こった時はなんと昼間ほぼ丸一日、7時→19時で停電。

 

 

電気が久々に消えて気づきました。

電気ってほんと、、、、

 

 

ないと困る。

 

 

 

電気ってほんと、、

 

 

必要。。

 

 

その日やろうと思っていた全てのことが電力が必要なことばかりで、いかに自分が電気に依存しているのか、気づくわけです。何もすることがない!!やりたかったことがなーんもできない!って、

 

その日はまた外の天気も最悪で、暗い空をザーザーと雨が降っていて、なんだかよりミゼラブルな気持ちになるわけで。

 

はぁ、、やっぱり景色が明るいと心まで明るくなるんだな、と思いました。逆も然りだなぁなんて思っていました。

 

ただ、ちびはというと。

幼稚園から帰ってきた彼は

「あら!まだ停電なの?」とは言ったものの、、全然気にしない様子。

 

外のお天気が悪いのも全く気にならない様子で、家から見える外の景色を見ながら、虫を観察したり、木を観察したり。静かだなぁと思ったらミミズの死骸をずっと見ていた。笑

 

そして停電になるとお湯も出なくなってしまうので、夜は鍋にお湯を沸かしてバケツに入れてあげると大喜び!

「はぁ楽しいね〜。毎日このお風呂がいいな。」と話す人。

 

食卓に並ぶロウソクを見て「わー!」と喜ぶ人。

 

彼の中には不便とかそういう感覚ってないんだろうなぁと思った。

 

でも、私自身もウガンダに来てからというもの、日本にいるとすぐにゴミ箱に捨ててしまうようなものさえ、とても貴重な気がして、捨てる前に二度見する。

それは、

■資源が限られているから

■手に入らないから

■現地の人(お手伝いさんとか)がこのゴミを見たらどう思うかな、って一度考えるから

 

なんだけど、それがすごくいいみたい。

本当に生活の中にゴミが少ないなぁと思います。

出てくるゴミもどんどんリサイクルできる。

何かに使えるかなって考えてゴミを見る視線は、恥ずかしながら日本にいた時の私にはなかったです。

少ないものを大事に使うこと。

無駄のない買い物をしないこと。

極力ゴミを出さないこと。

 

エコだ、とか地球に優しいとか、そういうことだけでなく、自分の生活をシンプルにしていく中でこのマインドはかなりキーだなぁと思ったのでした。

 

忙しすぎる日本にいた毎日では私はきっと気づかなかったから、気づけなかったから、このウガンダでの毎日に感謝です。

 

そして、ちびは自然に生活のシンプルさを身につけていることに、とても驚く。

 

昔は私もそうだったのだろうか。

成長と共に私の生活もどんどん肥大化して利便性に傾倒してきたのかなぁ。

だとしたら今のちびのマインドセット、失ってほしくないのです。そのためには私がこのマインドセット、失わぬようにしないとなぁ。。