ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、日本語を逆輸入

当初英語に拒否反応を示していたちびぞう。

英語で話しかけられたりすると激怒したりしていたのに、最近少しずつ生活に英語を取り入れるようになって来た。

「ダメな時はアッアーていうんだよ!」とか「来て欲しい時はかむひぁー」っていうんだよ。なんて誇らしげにしている。

たまに「ありがとう」というと「ありがとうじゃ伝わらないから!サンキューだから!」と言われたり笑

 

極端やな、と思ったりしたけど拒否反応が消えて来たのは嬉しいこと。

私もすかさず少しずつ教えたりしてみると、早速翌日使って見たりしているので面白いし、スピードに感動してしまう。

 

そんな中、ちびぞうが突然使い始めた謎の日本語。

「おげんぎでぇすかー?」

 

発音がおかしい。

しかもなんだ、そのかしこまった挨拶は?

 

とりあえず

「はい、げんきですよー」なんて返していたけど何かがおかしい。

 

「それ、誰が教えてくれたの?どこで習ったの?」と聞くと

「幼稚園」と即答。

「保育園じゃなくて?」と聞くと「違うよ幼稚園だよ。ウガンダの。」と。

 

ん?

「英語の人の先生。教えてくれたの。」

 

まさかの逆輸入!

その後も「おげぇんぎですかー?」と話すちびを見て、ニヤニヤしてしまった。

 

逆輸入してくるちびも愛おしいし、何よりちびを和ませようと知っている日本語を一生懸命彼に話しかけてくれる先生を想像して、ありがたいなぁと思う私でした。

 

ちなみにちびは今日もプールの授業でプールに入らなかったらしい

「なぜ?」と聞くと

「入る理由がなかったからだよ!」とのこと。かっこよすぎない?

 

でも建さんには正直に、「本当は溺れそうで怖いから」と説明していたらしく。

保育園で入っていたビニールプールと違い、普通の学校のプールだからね、そりゃね、怖いよね。

お休みの日に一緒に学校に家族で入りに行こうね、と約束しました。

少しずつ克服できたらいいよね。

f:id:ranka_toba:20180123141413j:plain