ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

寿司、すき?

3月頃から学校のアフタースクールアクティビティ(ASA)なるものをいくつかお手伝いしていて、そのうちがクッキング。

ugandalife.hatenablog.com

友人がやるのを引き受けたクラスに、5-8才の子どもたちが20人も来るというので「それは手伝うよ」、と話したのがきっかけ。

 

 

でもこれ、蓋を開けてみたら猛烈に大変で。笑

まず5歳くらいの子どもたちに料理させるというのがそこそこハードル高い上に、学校からも制約がたくさん。

 

難しすぎてもいけないし

簡単すぎてもいけないし

 

時間内にきちっと終わらなきゃいけないけど(帰りのバスがある)、時間を余らせて子どもたちが暇になる時間を作ってもいけない。

 

子どもたちが火を使うのはダメで(火を使うパートは大人がやる)、混ぜたり切ったりトッピングしたり。そんな簡単なことで楽しませ、学ばせなければいけない。

 

 

むずい。

 

最初からずっとアメリカンな感じのカップケーキとか、クッキーとかばかりやってたんだけど、これって退屈だよねぇ、飽きるよねぇってことで、

母と一緒に寿司の回をやりました。

 

f:id:ranka_toba:20180428022229j:image

これ大反響。

 

トッピングになるものを少し子どもたちに切らせ、

こちらでデモを見せ、

最後に子どもたちに少しずつ巻かせる

 

という3ステップだったのだけど、

もう子どもたちは大喜びで、巻いたものを持ち帰るはずだったのをどんどん巻いて食べる巻いて食べるの繰り返しで。愛されている食べ物なんだなぁと気づく。

 

私の学生時代は、外国人の友人らにはまだ寿司が苦手な子たちが多かったし、まず黒い食べ物(=海苔)を食べるということが、考えられない!みたいな世界だったので。

この20年弱の間に寿司の知名度も浸透度もものすごく上がったんだなぁということに気づかされました。

今日子どもたちはみんななかった海苔だけ分け合って食べてましたから。びっくり。

 

 

そして彼らにとっては寿司って多分もはや日本料理という感覚すらなくて。

SUSHIというインターナショナルフードなのだと知る。

 

「寿司って作れるんだねー」とか

「寿司って美味しいねー」と言いながら帰って行く子どもたちをみていると本当に嬉しくなって、「日本食だよ」と念を押しつつ笑、大変だけどやってよかったなぁ、幸せだなぁと思うのでした。

 

ウガンダも東アフリカも最近は東洋人といえば中国人ばかりだし、日本人より韓国人で。

 

現地のマーケットに行けば、

まずは

CHINA!と叫ばれ

反応しないと

アニョハセヨ!

と言われ、反応しないと向こうもポカンだったり。

 

寂しいから、寂しすぎるから

必死に「ジャパン!」って叫びながら歩いたりするけど笑

 

学校でこういう機会をもらって

日本の文化の一部を共有できて、誰かに喜んでもらえるってことはありがたいことだし、機会に感謝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただかなり大変だったからしばらくやりたくない。

来週はカップケーキに戻ります笑