ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、マイコーとの生活が開始

我々が住んでいるエリアは中心地より少し外れているので、

ご近所のお友達の家に遊びにいくと、皆かなり大きなおうちに住んでいる。

お呼ばれするたびにおうちを見せていただくのも楽しく、毎回ウキウキしてしまうんだけど、、

 

 

先日、新しく仲良くなったイギリス人の友達に突然、

「ゆり、明日ちび連れて遊びにおいでよ!」と誘われたのでひょっこりお邪魔。

 

 

 

まぁ、すごい家だった!庭が!

 

写真を撮らせてもらったのがごくごく一部なんだけど、、、

大量に栽培されるサボテンと。

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可愛い可愛い三匹の犬たち。

それから庭にいるのは

フクロウさん

猫さん

そして大量の

 

 

 

 

 

亀!

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小さいのから大きな亀(60歳くらいかな?)まで。

 

とにかく大量の亀が。

驚いて興奮する私に、友人が

「可愛がってくれるなら一匹ちびにあげるよ」と!

 

え、まじで? いいの?

ってことで陸亀頂いてきちゃいました。

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可愛い〜。

 

せっかく一緒に暮らすんだし名前をつけよう!ということで、ちびに命名を依頼。

 

ただ小さい時にはなかなかオスメスの判別がつかないということで(専門家でも難しいらしい)、この子が男の子か女の子かわからない!

 

考えたちびは、

大好きなマイケルジャクソンにちなみ。

 

マイコーにする!」と。

「男の子だったらマイコーで、女の子だったらまいこちゃんにするよ」ということで。

 

我が家にマイコー(亀)がやってきました。

なんだかめちゃくちゃ可愛いです。

みんなでまいこーちゃんと話しかけてます笑

 

 

我が家でも庭で生活する予定なのですが、どうやら猿とか犬とかには食べられちゃうようなので注意が必要らしく、、、

どうやってともに暮らすか、まだまだ試行錯誤中です。

リクガメ飼育に詳しい方いらっしゃれば教えてください〜〜。

 

ちびぞう、「伝え方」を「考える」

ちびぞうの最近の主な関心事項といえば、初めて出会った「その人」、が自分より英語ができるかどうか、ということ。

 

「○○ちゃんってちびとどっちが英語上手かなぁ?」

 

今までは年齢や体のサイズで自分より優か劣か、上か下か、を判断していたようだったのに(動物的な)、こちらに来て学校に行き始めてからはすっかり英語の能力、というのが一番に浮かんでくるようになっているよう。

だから自分より小さい子や歳下の子でも、自分より英語ができるという時点で、なんだか勝手に負けを感じているみたいだ。

 

それだけ英語力への関心度が高い今の彼。

 

私が誰かと英語で話していると

「かっちゃはなんで英語できるの?どうやったら英語できるようになる?ちびちゃんいつになったら英語できるようになる?」と質問攻めにあう。

 

本当に英語、できるようになりたいんだなぁ。

本当に英語、できないことで大変なことがあるんだろうなぁ。

 

よく考えてみれば、

今までいつもおしゃべりのセンターにいたかった彼が、寝ても起きてもずっとおしゃべりしてる彼が、一日の起きている時間の半分を、自分の話す言葉が全く理解してもらえず、周りで何を話されているのかが全く理解できない、そんな世界にいるんだから。

わかってはいたけれど、あらためて。

それはそれはなかなか大変なことだろう。

それはそれはなかなかつらいことだろう。

 

なんとなーくyesって回答してみたり、noと答えてみたりしながら、相手の表情やジェスチャーを一生懸命うかがうちびの姿を見てると、かなり本当に必死だし、一瞬一瞬がとても真剣だな、と思う。戦ってる。本当に。一瞬一瞬を。

 

ただ同時に担任の先生や、触れ合う人々がちびの表情や仕草を一生懸命に汲み取ろうと、理解しようとしてくれているのも事実で、その優しさにも毎度グッとくる。

 

それに対し、ちびはちびで、自分のおしゃべりが伝わらないと理解したことで最近、ボディランゲージを覚えたらしい。

 

いろんな仕草や表情、声のトーンで自分の気持ちを伝えようとすることを覚えた。

 

担任の先生からも、「最近のちびは本当に本当にたくさんのボディランゲージで気持ちを伝えようとしてくれますよ」と教えられる。

 

これについては、本当にちびに、私がそれはついてとてもとても感動したことを伝えた。

 

英語ができることが素晴らしいことじゃない。

ここでは英語がスタンダードだけどこの先英語がスタンダードじゃない世界を幾度も経験することになるはずの彼だから。

 

英語ができることが「優」でできないことが「劣」じゃない。英語ができる誰かより、ちびが劣っているわけじゃない。

 

ただ、伝えようとすることがもちろん大切で。

伝えるための手段を「考える」ことが大事だ。

 

英語は絶対的な武器じゃない。

でも目の前にいる相手が理解してくれる伝え方を「考えられる」こと。これは絶対的な武器で、これから先もきっと一生必要になっていくから。

 

たったの3ヶ月でそれを手に入れた彼を、考えることを日々怠らないあの人のことを本当に誇りに思ったし、すごいと泣けた私。

そんな出来事でした(はい、親ばかMAX)。

 

なんてことをちびに伝えたけれど、とはいえちびにとって今英語が最重要課題なのは変わらないわけで、、、彼は本当に真剣に必死に英語に食らいついてます。

 

最近は私の呼び方が「かっちゃ」から「ママ」になり、「マミー」になりました。

 

マミーというキャラから離れすぎている私だけど、でもマミーと呼ばれ「YES?」と答えたくなるのは、彼の努力や真剣度が、滲み出るように伝わってくるからだし、私も本当に負けていられないな、と思う。

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ちびぞう、「んじゃね!」

変化はいつだって突然起こる。

 

でもその変化はそれまでの準備があって起こることで、子どもの成長に関することの場合は特にそうだと思う。

 

長い間彼らが頑張ったり、葛藤していたりして、それが突然こちらが見て気づいてあげるようになる。

だから変化そのものだけでなく、それまでの葛藤とか努力や思考を褒めてあげたりしたいなと思うのだけど(できてないけど)。

 

 

相変わらず日々元気に幼稚園へ行っているちびぞうですが、そのちびが必ず登園時にやること。

お気に入りの先生に抱っこされ、私たちの姿が見えなくなるまでバイバイすること。

とてつもない大きな声で、

抱っこしてる先生が思わず顔を背けるくらいの叫び声で、バイバイすること。

 

「ばいばーーーい!しーゆーれーたー!!!えんじょーーーい!」

 

と叫ぶ。

 

意味はどの程度わかってるのか。

送りに来た私たちにエンジョイはやめてー笑、と思ったりもするけど、大声で大きく手を振って送り出してくれる。

 

その瞬間は巨大な学校の幼稚園エリアでちびはまるでスターのようにみんなの注目の的。

みんなちびを微笑ましく見てくれているが、正直うるさいなぁと思っているだろう。多分。。。。きっと。

 

そんなちびの別れの儀式

うるさいことに加えてもう1つ懸念が。

あとひと月ほどで3歳半になろうとしているおちび、体重も14kgちょいあるし、母親の私が抱っこするのも重い。

 

さぞかし先生は重いなーと思っているだろう。

腰は大丈夫だろうか。

これからもっと重くなるのにいつまでやるのか。。

 

と思った私。

The sooner the better と思いこの気持ちや懸念をちびに伝えてみた(もうすでに遅すぎるかもだけど!笑)。

「バイバイするとき抱っこされるのやめない?」

都合が悪い時は一切人の話を聞かない彼なので私が理由とかも説明している間も全く聞いていない風、だった。風。

 

ただその日幼稚園に行くと。

 

先生がいつものようにヒョイと持ち上げると。

「ノー」

と降りる仕草をするひと。

その代わりにしっかり先生の手を握って

「バイバイ」とニッコリ。

 

まじか!

 

 

まじか!

 

 

 

 

感動レベルたかし。

 

 

 

私の涙腺!笑

 

 

 

 

 

そんなちび。 

今朝は私が朝から必死に友人宅に持っていくドーナツを作っていたので

 

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とっちゃと二人で幼稚園に。

送って行ったとっちゃが帰宅後興奮気味に「聞いて聞いて!」と。

 

話を聞くと、今朝はとっちゃが「みんなのところに入っちゃっても大丈夫だよ。ここでバイバイしよう」と話すと。

 

「わかった!んじゃね!バイバイ」とこれまで一日も欠かすことのなかった別れの儀式をスキップし、すぐに部屋の中に入って行ったらしい。

 

 

えーー。

展開早すぎやで。

からの冒頭に続く。

 

早かったんじゃなくてずっとタイミングを見計らってたのかなぁ。

 

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先日のWorld Down Syndrome Dayをお祝いするために左右違う靴下を履くちびぞう。

そんな習慣があるなんてこっちに来て初めて知った!

「どうして同じじゃなくて違うのを履くの?」と聞かれ「違うのもかっこいいじゃん」っていうことだってと伝えると「それいいね!」と喜ぶちびなのでした。

 

イイネ!

 

 

 

 

我が家のけんさん

我が家のけんさんは

ちびぞうのとっちゃです。

私の旦那さんです。

我が家のムードメーカーであり、

ちびぞうの大親友であり、

私の1番の理解者です。

 

私が建さんに初めて出会ったのは10年以上前。その時から建さんといえば、「やれば何でもできる人」でしたが、なんだか最近それがさらにパワーアップしているように思います。

 

ウガンダに来て、ゼロから何でもやってみる建さんは、何でもやって何でもマスターしていくよう。

 

例えば、、

 

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ラーメン。

こちらに来てからラーメンの麺作りにハマり、ラーメンを作っている建さんですがこれが美味い!

 

それから料理だけでも

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抹茶ロールケーキ

 

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海苔巻き

 

メキメキぐんぐん覚えてやっていく人。

建さんは何でも上手にやるなぁ、ほんっと器用でいいよなぁ、なんて羨んでいたけどウガンダに来て、建さんが新しいことにチャレンジするのを見ていると、なぜ習得できるのかがよくわかって来た。

私的備忘録。

 

1. わからないことをそのままにしない

(わからないと思ったらその場で調べる)

2. できるようになるまで間を空けず繰り返しやる

(無理にでも時間を作って夜中でも明け方でも時間を作ってできるまでやる)

 

そして肝心の3つ目。

3. 出来ないことにチャレンジすることをとにかく楽しむ

 

そもそも出来ないことがどうやら少なめなのか笑、出来ないことを見つけた時から、もうウキウキして目がキラキラしている。

そして、機会があったら逃さず絶対にやってみる。

 

ということでウガンダに来て、建さんが見つけた新しい趣味がとんでもないことになっています。

 

最初はおちびが恋しくて会いたがったクマのぬいぐるみがきっかけ 


ugandalife.hatenablog.com

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この時ちびのために作ったぬいぐるみが引き金となり

どうやら上記の第2項(繰り返す)が発動され、

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テディベアを極めたくなったらしく。

 

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基本はこちらの生地チテンゲで作り、

たまにオーダーに合わせて和柄なんかも

 

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こんな感じで。。

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とにかく次々と新しいクマが生産されています。

 

可愛い、、

そして、とうとう見て気に入ったという方達から欲しいというリクエストをいただき、買っていただけることになったり。。。なんか色々すごい!

 

ほんとうに作ってる間も出来上がったものを見た時も楽しそうで嬉しそうなのが、とてもみていて羨ましいところ。

 

ただ、ものすごいスピードでハマっていく建さんですが、その何十倍くらいのスピードで、それに飽きることも、あります。笑

 

そんな建さんがすっかり飽きてしまう前に、と。

我が家ととても仲良くしてくれている

ウガンダ人のテイラーさんにつくり方を教えることに!

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手芸教室開催しましたっ!

 

今日だけでは終えれず、来週も来てくれることに。

でも彼女は「作りたい!作って売りたいな」とやる気満々。

実現するといいなぁ。一緒にいろんなことができていくといいなぁ。

 

こうやって建さんの趣味が、新しく誰かの楽しみや、もはや仕事として広がって行くのは本当に横で見てても楽しいし、一層すごいなぁと思うのでした。

 

(我が家の父もぬいぐるみ作りを老後の楽しみにする!とすっかりけんさんに感化されたりしています。イイネ!!)

 

ちびぞう、「勇気を持って」

幼稚園にすっかり慣れ、

新しい自分の大事な居場所として認識できるようになったちびぞう。

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毎日嬉々として幼稚園に行っています。

先日も金曜日に私と建さんが新しい靴をちびに買って来たところ、「明日幼稚園に履いていく!」と大騒ぎ。

土日休みだということを納得してもらうことにしばらくかかり、今朝何としてでも履いていきたいと雨の中新しいスニーカーをリュックに入れて登園しました(登園時は長靴)。

特に月曜日のワクワク度合いはすごくて、ゲートを入ると猛ダッシュ

後ろから追いかける私をたまに確認しながらも一直線で教室にかけていきます。

 

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そんな感じで最近は朝の時間にはすっかり泣かなくなったちびぞうですが、先週の木曜日のこと。

ちょっと体調も悪かったのか朝からグズグズ。

出かけたくなくてグズグズし、登園してからもなぜかグズグズ。

別れの挨拶をするととっても久しぶりにワーーーン!と泣き出したちび。

 

泣きだすと止まらなくなり、

引き際がわからなくなったのか

私が別れを告げてもしばらく泣いていた。

 

そして次の日。

朝行くと南スーダン人のお友だちがちびに向かってこう言った。

“I used to cry in the morning but I have stopped. You are going to be very brave and you won’t cry today Chibi”

(僕も前は泣いてたけど泣かなくなったよ。勇気を持って!今日は泣かないで。)

 

聞いてるだけで私は泣けてしまった。

友だちとはまだなかなかコミュニケーションもできていないんだろうな、幼稚園に行って言葉のないまま他の子に馴染めているのかな、なんて勝手に心配ばかりをしていたけど、そんなちびに対してそんな気持ちを抱いてくれる子がいるなんて、本当に嬉しくて。

 

こういうシーンを1つ見るだけで、ちびはもう私が見てないところでいろんな人の優しさとかあったかいものに支えられて大きくなったり、気持ち成長したりしているんだなぁ、とじん、となり。

 

単なる時間の経過による「慣れ」ではなくて、たしかな安心感が彼の中で生まれているからこそ、幼稚園という場所がハッピーになり、大切な場所になり得たんだなぁ、と実感できるエピソードだった。

 

その日のちびは、また笑顔で私にバイバイと手を振ってくれ、いつもより早く友だちの輪に入ってくることができた。

 

まだ3歳になるかならないかの小さいコミュニティの中で、しっかり支え合って、強く成長して行く彼らの姿を見て、これから先の彼らからも目が離せないな、と思った。

 

私自身も幼稚園の送り迎えが更に更に楽しみになった出来事でした。

新学期始まる。突如忙しい私

新学期が始まりました。

こちらは長期休みと学期の区切りは関係ないためこのタイミングでの新学期。

Third semesterの始まりです。

 

そこで突然忙しくなりました、わたくし。

なぜでしょうか。バタバタしまくっています。

 

もともとthird semesterになったらafter school activity(日本でいう部活的な。でももっと多種)を手伝ってほしいと学校の担当者の方に言われていたわけです。

「いいよいいよー時間あるしー」

と快諾していました、週一くらいなら、と。本当に私、時間あるし。

 

でもですね、蓋を開けてみたら週に3回も学校のafter school activityを手伝うことになっていたわけです。

 

両方とも友人が担当しているものに助けが必要だから、と言われて駆り出されたもの。

 

一つ目がクッキング!

料理部って感じですかね。

一見楽しそうなんですが対象年齢5歳から8歳ってことで、、はい。ご想像の通りかなりカオスなものです笑

 

 

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(昨日はカップケーキやりました。アイシング付。)

友人らと一緒に、かぶりのないようにメニューを考え、子どもたちがあきないもの、短い時間でできるもの、と考えたらこれ難しい〜。

 

インターナショナルなメンバーなので(エリトリア人、ブラジル人、日本人という)何かいろんな文化の料理とかできたら楽しいなと思ったのですが、なかなか難しいものですね。子どもたちもベジタリアンだったり、宗教的に避けなきゃいけないものがあったりするので一筋縄ではいきまへん。

準備だけでもヘトヘトになりました。そしてこのクッキングクラスは週に二回も。終わったーと思ったら次がやってくるのです笑

 

小さい子達が、全員一気に「私が私が私がー!!やりたいやりたいやりたーーい!」と主張してくるのでマネージはかなり大変。。

でも子どもたち可愛いわほんと、と思います。

慕ってくれて楽しい楽しいと話してくれる彼らを見てると頑張りも全て報われたと思えるのです。

 

そして、もう一個が、私にとても向いてるとは思えぬもの。

キャンプアウト!というキャンピングスキルのクラス。

 

これはですねー、当初我が家のキャンプエキスパート建さんが手伝うことになっていたものが、建さんがクライミングの方でも猛烈に手を必要とされ、クライミングに行かなければならぬことになったのがきっかけでして。

 

なぜかどうしてか私が手伝うことに。笑

私をご存知の方であれば大笑いしてしまうのようなことだと思います、ほんと。

靴紐さえ頑張って結んでもうまく結べない私が子どもたちとノッティング(ロープの結び方)講座やっちゃうなんて。

 

はい。ご想像の通りかなり勉強が必要になりますね。我が家にエキスパートいてよかったー、とりあえず。

必死に頑張って予習しますわ。

 

 

 

でも本当に、とにかく子どもたちがみんな本当に面白くて、愛おしくて、やっていて楽しいし一回一回やってよかったなぁと思えること、これはかなり心地の良い充実感だなぁと思います。

 

そして、やっぱり誰かに何かを教えたり、人前に立ったりすることって大きなちからになるし、英語力も俄然成長する。(子どもたちって全員同時、かつ早口で喋るから本当についていくのきつい笑)

日本でのこどものてつがくきょうしつにも絶対生きてくるはずだと強く実感しています。子どもと関わる機会が多いっていうのは私にとっても建さんにとってもものすごいプラス。

 

繰り返していけば、いつかここで「こどものてつがくきょうしつin Uganda」ができるのかなぁ、なんて思ったのでした。まだまだ妄想段階だけれど。

 

とにかく3月からの私はなぜか追われています。だいぶのんびりしたので良いんだけどのんびりに慣れすぎてペースつかめず。ちょっと時間かかりそうです、、笑

ちびぞう、心配を打ち消す強さ

親の役割って「心配すること」なんだろうか?と思ってしまうくらい、ちびぞうと接していると心配ばかりしてしまう。

 

常に常にいろんなことを。

 

心配しては、その心配が解消され、その頃には新しい心配事が生まれてる。そんな感じ。

 

常に常にちびのことが頭の中を駆け巡るのは、ちびが可愛いからはもちろんだけどそれ以上にいろんなことが心配だから。いろんな心配事が次から次へと頭を巡る。

 

成長に連れこの心配事がパワーアップして行くのかと思うと、本当にげんなりしてしまうくらい。愛しているからこそ心配は多い、とても。

 

ウガンダにくるに当たって本当にちびに関する心配事はもちろん多くて、病気、怪我、治安、環境の変化、英語、なんて本当に色々あったわけだけど、それに加えてもちろん日本語、というものもあって。

 

英語が発達していくと同時に日本語を忘れていくんじゃないかってこと。

 

私自身そうだけど、英語がよく喋れるときは日本語が衰えるし、逆も然り。

だから彼も英語の生活にどっぷりハマり出したら日本語が少しずつ衰えていくのかなぁなんて思っていた。

 

帰国したらどうせ思い出すし別にいいか、ともちろん思ってはいたけど、最近のちびの英語成長はめざましく、家でも英語で話してくれることもあるので、そのうち会話のメインが英語になってきたりとか、そんなこともするのかな、なんてことを考えたり。これは興味でもあり。 

 

とはいえ言語の発達はとにかく見守るしかないと思いつつ、どこかで不安があったのは事実。もちろん今も。

 

そんなちびが、今日知り合いの方からいただいた新しい絵本を取り出してきた。

私や建さんが忙しくしていると(3月に入り猛烈的な忙しさです。詳しくは次のブログに書こうかと。。)横に来て、「ちびちゃんこの絵本読むね!」と。

 

初めて読む絵本だったからどうやって読むんだろうとみていると、なにやら読み始めたちび。

話を聞いていると、話を全部自分で作っている!

絵を見て自分でストーリーを作って一生懸命私たちに教えてくれているよう。

実際の絵本とは全く違うストーリーなのも面白く。しかもきちんと構成ができていることも素晴らしく(これは親バカです)、かなり感動してしまった。

 

いつのまにこんなことできるようになったんだろう!と。

 

彼らはこんなことももうできるのか、と。

 

そんなことに気づいて感動していたら、自分が恥ずかしくなってしまった。

知らぬうちに彼はどんどん成長していて、今の彼らの成長はめざましくて、私の小さな小さな心配を乗り越えてくる。

 

心配ってしても仕方のないことがほとんどで、

心配って、してもその時一瞬が楽しくなくなってしまう感情のことの方が多くて、

 

だったら彼らの成長を信じた方が良いんだと思う。

少なくともちびは、言語云々を乗り越えて、新しい想像力や、自分で考えて何かを作り出す力をいつのまにか身につけていたんだと思う。

私が心配してる間に。

私が勝手にあらゆる方面に考えを膨らませて心配してる間に。笑

 

きっとこれからも心配を山ほどするんだろうけど、心配をする中でもなお、彼の可能性や成長を常に信じられるようでいなければ、と思う。

マイナス方向は心配しすぎそうになったときには、このブログを読み返そう。