ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、同じ釜の飯

同じ釜の飯を食べる、という言葉があるくらいだからやっぱり一緒に食事するって本当に大切なことで、誰かと食事するとその人との距離が一気に縮まるような気がするのは全然勘違いなんかじゃないと思う。

我が家はみんな食べることが大好きで、ちびもしかり、なので、誰かと集まるときや誰かと時間を過ごしたいときは必ず食がくっついてくる。

もともと私も建さんも人を家にお呼びすることも大好きだから、ちびは小さい頃から家族以外の人とご飯を食べることもとても好き。

 

そんな我が家がウガンダへきて。

最初は様子見かなぁ、と思ってお昼ご飯前に幼稚園から帰宅していたちび。

突然のウガンダだし、英語だし、幼稚園だし、最初から食事までして帰ってくるのは無理強いかなぁ、と思ったのがその理由。

だから帰宅はいつも12時頃。

みんながお昼を食べに行く中ちびだけ帰宅していた(帰宅の時間はお昼前、お昼直後、3時頃までと3パターン)

 

家でお昼ご飯を食べながらその日ちびに幼稚園で起こった出来事を聞くのも大好きだったので、それはそれで楽しく、我これはこれで、このままでも良いかなぁと変化をあまり考えていなかった。

 

だけどある日幼稚園から帰ってきたちびが私に一言。

「ねぇ、ちびちゃんもみんなと一緒にお昼食べたい」

 

そんなことを言ってくれるなんて嬉しくて、つい大喜びしそうになるのをじっとこらえ、

「本当に?じゃあみんなとお昼食べてからおうちに帰ってくることにする?」と聞くと

 

「うんっ」と大喜び!

「幼稚園のご飯美味しいと思うよ!」とちびぞう。

 

そして先生と相談したりして、いよいよちびが幼稚園で食事をしてくる日々が始まりました。

ちびのいく幼稚園のお昼ご飯はマルチカルチャーなごはん。

イタリアンだったり、アジア風だったり、インドっぽいものやウガンダっぽい食事も。

 

それにちびたち小さい子どもたちの食事はちびたちも使う学校のキッチン(家庭科室みたいな?)で、学校の畑で作られた野菜を使って、作られているらしいのです。

日本の保育園のときもそうだったけれど、そんな風に大切に作られた食事を友達や先生と共有できるなんて最高すぎるやん!(それに加え私はもう昼ごはんを考えなくて良いという!笑)

 

食べることは大好きなちびなので全く心配してなかったけれど、初めて幼稚園でご飯を食べた日。迎えに行くと開口一番。

「かっちゃーご飯美味しかったんだよー。たくさん食べた!いっぱい食べた!」とのこと。

その後も食べた食事について味や形状を一生懸命説明してくれる。

どうやらラザニアだったらしいんだけど、ちびは

「パンの薄いみたいなものに肉とか挟まってた!サンドイッチみたいなやつよ」と説明してくれた。

どうやら家で作るラザニアとは違うらしい?私も興味津々!

次の日は「ポテトが辛かったんだけどオレンジ食べたら辛くなくなって食べられたよ。でもポテト一個にしといた」だって!

 

また新たに、私たちが知らないちびが持つ世界が増えて 、これは本当に幸せなことだと思う。

帰宅したちびがその新しい世界を私たちに教えてくれてまた私たちの中の世界が広がる。

 

それに給食は同じ学年のお友だちだけでなく上の学年の子たちと一緒に食べるようで、幼稚園の中でのちびの世界も一気に広がった様子。

 

迎えに行くと話しかけてくれる他学年の友だちも増えたし、ちびの口から聞く友だちの名前も増えた。

 

純粋に一緒に過ごす時間が長くなる、だけでない何かが食事の時間を共有する、ことにはあるんだなぁと改めて実感。

 

私自身もここに来て色んな友人のお宅に呼んだいただいたり、我が家にお呼びしたりしてお食事を共にしたりするけど、食事を共にするとぐぐぐと距離が縮まっていろんな話ができるなぁと思う。

 

明日はブラジル人のご近所さんのバースデーパーティー。

エリトリア人の友人はみんなファスティングをしてるので(肉や乳製品を食べない)、みんなでベジタリアンの持ち寄りを考えたり。

そんなこともとても楽しい。そんな時間をそんな風に共有できることも嬉しい。

 

食事の背景にはいろんなエピソードがたくさん濃縮して隠れていて、そんなエピソードをここにいる間にあといくつ見つけていけるんだろう、と今から私、ワクワクするのです。

そしてちびにもたくさんたくさんそんなエピソードを拾って帰って欲しいなぁと思うのです。

 

ちびの給食の時間が引き続き日々楽しいものになることを願って。

ちびぞう、電気って大事かな?

今年の頭、こちらに来たばかりの頃、我が家は停電ばかりしていました。

本当に。

その頃はよくわからず、まだこちらの生活にも慣れてない時期だったので、こんなものかな、と受け止めていたもの。あまり気にならず、ああ、少し暗いなくらいに思っていた。

 

その、頻繁に起きていた停電も1月の半ば頃になるとどんどん少なくなり。2月はほとんど電気が切れることはなく、、

 

が、、、

3月に入ってここ最近よく停電しています。しかも長時間。

 

先日久々に停電が起こった時はなんと昼間ほぼ丸一日、7時→19時で停電。

 

 

電気が久々に消えて気づきました。

電気ってほんと、、、、

 

 

ないと困る。

 

 

 

電気ってほんと、、

 

 

必要。。

 

 

その日やろうと思っていた全てのことが電力が必要なことばかりで、いかに自分が電気に依存しているのか、気づくわけです。何もすることがない!!やりたかったことがなーんもできない!って、

 

その日はまた外の天気も最悪で、暗い空をザーザーと雨が降っていて、なんだかよりミゼラブルな気持ちになるわけで。

 

はぁ、、やっぱり景色が明るいと心まで明るくなるんだな、と思いました。逆も然りだなぁなんて思っていました。

 

ただ、ちびはというと。

幼稚園から帰ってきた彼は

「あら!まだ停電なの?」とは言ったものの、、全然気にしない様子。

 

外のお天気が悪いのも全く気にならない様子で、家から見える外の景色を見ながら、虫を観察したり、木を観察したり。静かだなぁと思ったらミミズの死骸をずっと見ていた。笑

 

そして停電になるとお湯も出なくなってしまうので、夜は鍋にお湯を沸かしてバケツに入れてあげると大喜び!

「はぁ楽しいね〜。毎日このお風呂がいいな。」と話す人。

 

食卓に並ぶロウソクを見て「わー!」と喜ぶ人。

 

彼の中には不便とかそういう感覚ってないんだろうなぁと思った。

 

でも、私自身もウガンダに来てからというもの、日本にいるとすぐにゴミ箱に捨ててしまうようなものさえ、とても貴重な気がして、捨てる前に二度見する。

それは、

■資源が限られているから

■手に入らないから

■現地の人(お手伝いさんとか)がこのゴミを見たらどう思うかな、って一度考えるから

 

なんだけど、それがすごくいいみたい。

本当に生活の中にゴミが少ないなぁと思います。

出てくるゴミもどんどんリサイクルできる。

何かに使えるかなって考えてゴミを見る視線は、恥ずかしながら日本にいた時の私にはなかったです。

少ないものを大事に使うこと。

無駄のない買い物をしないこと。

極力ゴミを出さないこと。

 

エコだ、とか地球に優しいとか、そういうことだけでなく、自分の生活をシンプルにしていく中でこのマインドはかなりキーだなぁと思ったのでした。

 

忙しすぎる日本にいた毎日では私はきっと気づかなかったから、気づけなかったから、このウガンダでの毎日に感謝です。

 

そして、ちびは自然に生活のシンプルさを身につけていることに、とても驚く。

 

昔は私もそうだったのだろうか。

成長と共に私の生活もどんどん肥大化して利便性に傾倒してきたのかなぁ。

だとしたら今のちびのマインドセット、失ってほしくないのです。そのためには私がこのマインドセット、失わぬようにしないとなぁ。。

ちびぞう、ヘアカット

頭が大きいのです。

かなり。とても。

誰がって?我が家全員なんですけど。笑

 

だからできるだけみんな髪の毛がボリューミーになりすぎないようにきをつけています。

頭が大きい上に髪の毛の量も多いわけですから、かなり困ったりしてまして、、

こまめに切るように気をつけています。

 

で、ウガンダでのヘアカットですが、美容院には行かず、基本的に家で全員分をとっちゃ(建さん)が切っています。

 

そんなとっちゃのヘアスタイルですが、ウガンダ移住の際に「カラーリングしたいな〜」と話したところいつも切ってくださってる美容師さんが「赤は?」、とアドバイスしてくださったことで、出国前に赤い髪の毛に!

 

鶏みたいな感じになってウガンダへ🐔

 

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こんな感じ。

 

 

この髪の毛がですね

 

大好評で。

 

とはいえ、気づいてなかったんです、実は大好評だったことを

直接褒めてくれた人も、いたのはいたみたいなんですけど。。少数派で。笑

 

なぜこのヘアスタイルが人気だったか、を知ったかというと。最近このトサカを切ってしまったんです、とっちゃ。

 

あのちびが頭を割った日、病院で出会った先生の坊主頭がカッコいいと思ったらしく、翌日即、頭がツルツルに笑

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(後光さしてますけど笑)

 

今もツルツルを維持しています。しょっちゅうじょりじょり切ってます。

 

私は結構似合ってるなと思って気に入っているし、本人もお気に入りなのですが、髪の毛を切ってからというもの、行くところ行くところでほぼ面識のない人にさえ聞かれる。この質問。

 

 

 

「どうして切っちゃったのーどうしてー残念ー赤いトサカはー?」

 

とっちゃ、、、

 

 

ニワトリヘアめっちゃ評判良かったやん!笑

 

ウガンダでは坊主は多いけど、トサカヘアは出会ったことないから、かなり目立っていたんでしょうねぇ。通りで建さんどこでもよく覚えられてたわな笑

ウガンダに来る方、トサカヘアオススメです。人気者になれます。ジャパンカラーだしね。

 

 

 

ああ、また伸ばそうかな、、とポツリとつぶやくとっちゃなのでした。。笑

 

しかしそんな中、とっちゃを大リスペクトするちびぞうは、とっちゃのニューヘア、坊主が羨ましくて真似して短く切りました!

「とっちゃみたいにしてー!」

とねだってくるので切りました!

 

とはいえ、ちびはしょっちゅう頭をぶつけるので、髪の毛残し気味に。もう頭切るなよー。

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ちびぞう、Jinjaへ。じんじゃ?

最近もう一つウガンダの観光スポットへ行って来ました。

Jinja というところ。ウガンダ国土全体の南東部に位置している都市。

 

そんなJinjaの見どころはなんといってもヴィクトリア湖にある、ナイル川の源流!ナイル川の流れ出す地点があるんです。すごくないですか?

 

今回はちびもお留守番ではなく一緒に行って来ました!

ちびに「Jinjaに行くよ」と話した時からちびは、「jinja?ジンジャ?神社?どこ?」とニコニコ!とても楽しみにしていた。

 

神社じゃないよ、Jinjaっていう場所があるんだよーと説明してからも、水が大好きな彼は、ヴィクトリア湖を見ることも、ボートに乗ることもかなり楽しみにしていたよう。

 

さて、今回も出発から。

Jinjaはカンパラからも来るまで2時間もかからぬ距離なので今回は出発は遅め!

 

8時に出発となりました。

朝ごはんも食べ、しっかり準備もし、さぁ出発!

 

って、この日も雨ー

朝から雨ー

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道中は正直ボートは絶望的かなと思いましたよ。

源流みれへんかな。と。

しかもドライバーさんが途中でJinjaにいる方と電話で話し、「向こうはさらに降ってるらしいです」とかいうもんだから、初Jinjaはお昼ご飯だけ食べて帰って来るのかなーなんて思ってたんですが、、、

 

現地にたどり着くと同時に小降りに。

 

これならボートに乗れる?ということで、ボート乗り場へ。

 

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ボート乗り場?

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ここがボート乗り場だったんです。

色々あるんですけどね。ここがローカルなところで色々安くてね。

子どもがわんさか寄って来て笑

 

何をするでもなく、ただただ私たちを観察する彼等。笑

 

 

 

ずっと雨降ってたからもう乗らないだろうと思ってたのか、いつもそういう感じなのか、、、

到着した私たちに「あ、乗る?そっか。じゃあ、ちょっからエンジン取って来るわ!」とお兄さん。

「あ、それから着替えなきゃね!」と話しながら、エンジンを探しに行き、その後必死に船の中の水をかきだす人たちがワラワラ。小さい子どもたちも手伝ってくれる。

 

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船の準備ができるまで待つこと。

10分

20分

 

 

30分

 

待ちながらどんどん不安にさせられるも、準備ができたので乗船!

 

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おちびもライフジャケットを。

 

そして、ガイドの方が色々と説明してくれる中ボートサファリ、出発!!

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(このお兄さんとてもガイド上手でした!途中で「あ、ガソリンなくなったわ。」なんていうギャグもぶちかましてくれたんですが、この船だと本当にシャレにならなくて、やめてほしい。)

 

 

サファリといっても見れるのは基本、鳥とトカゲ。

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鳥は色々と種類見れました。

ハゲコウとかはかなりの迫力。

 

で、色々見ながらとうとうナイル川源流へ!

ここでは一旦ボートを降りて

 

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ここが源流スポット。

写真ではぜーんぜん伝わらないんですがボコボコと水が吹き出しているのが見れます。

 

ダム建設前はもっともっと噴水のように水が出てたとのこと。ダムが出来て水位が上がってわかりづらくなって残念、と。

 

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ウガンダドル紙幣、2000シルにうつっている風景も確認することができます!

 

小降りになったものの終始雨が降っていて綺麗な青空は一切見れなかったけど暑くなくて丁度良かったのかも?!マーチソンフォールズのことを思い出すと暑さが辛すぎたので暑いより良いと思ってしまう笑

 

そして1時間半近くボートに乗ってましたが、飽きることなくゆるゆるも楽しめました。ガイドさんが良かったからだと思う。終始エンターテインしてくれました。私は飽きっぽいのに飽きなかったから、みんな飽きないよ、多分。

 

船を降りてからは、近くのSailing Clubというところへランチに!

丸揚げのティラピアを食べよう!と予め計画していたのです!

 

じゃん

 

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日本人的にはお魚の向きが気になるところだけど、それは置いといて。。

これ美味しかった〜〜。

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そして珍しいドラフトビア。

私はやっぱりクラブがお気に入り。

 

ちびもニコニコで喜んで食べてました。

ただこれ丸のままの素揚げなので、お昼の時間がわかっていれば予め時間指定して注文しておくのがおススメです。

座ってから注文したのでは1時間くらい待たされるかも、、??もっと、、かも。

 

Jinja、ステキなロッジもたくさんあるようで宿泊付きで行く方も多いとのこと。

ウガンダに来たらナイル川の源流、みてみても良いかもしれませんっ!移動も短いし小さい子がいても楽チンだと思います。ちびはかなり楽しんでました。

 

 

 

ちびぞうとITリテラシー

ある日ちびが幼稚園から持ち帰った絵。

 

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話を聞くと一つ上の学年の教室に行き、PCで絵を描いたらしい。

 

今の世界には欠かすことのできないテクノロジー。

ITとの関わり方とか、どのくらいをいつから使ってもらうのか、本当に難しいテーマ。

 

私が中学校でインターに行き始めた頃は(今から20年ほど前)、すでにエッセイなどはPCで書いてたし、アップルのデスクトップが学校にたくさん並んでた。

でも日本に帰国するとパソコンの授業はあったけれど、授業の中にPCがツールとして使われたり、何かをするためにPCの出番があることはなく、あくまでパソコンの授業はパソコンについてを学ぶ授業だった。

そして今。

今は日本の学生でもPCはふつうに使うのが当たり前だけど幼少期はどうだろう。日本の幼稚園ではまだあまりお絵かきの授業をPCでやったり、PCを使って何かをしたり、そういうことは一般化してないんだと思う。

でもちびの授業の様子を見ていると今後それは一般化してくるんだろうか。

 

私としては、小さい頃からITに触れるのはどちらかというと賛成派。

今の時代触れていないで使えるようになるまで時間がかかるよりは、早いこと正しい使い方を習得しておいてほしい。

使わせないようにコントロールしてしまうことでこっそりやられる方が心配、今はそんな風に思う。

でも付き合わせ方がまだよくわからなくて結果、ちびにほとんどスマホとかに触れさせてあげたことがない。

動画見せたりとか、そういうのもほとんどしてあげてこなかった(建さんは結構メリハリつけてやってあげてると思う)。

 

けど、ITって多分便利なものだし、うまく付き合っていったら教育や子育てにも有効。だけど。。

付き合い方がよくわからない。

どうやって付き合わせて行くべきかしらねー。

 

 

なーんて考えていたらこっちの学校ではそういうのに答えてくれるような親向けのセッションとかがあるんですよねー。

IT専門の先生が保護者向けに子どもがテクノロジーやインターネットとどうやって付き合っていったらいいのか、それをどうサポートするか、をアドバイスしてくれるような場がある。

 

まだちびには早いかな〜〜なんて思いつつ、考えてみればどんどん若年化するITとの触れ合いに気づくと親が心構えをしているという意味では早ければ早いほどいいのかも。

 

子どもはもちろん、親自身もうまく付き合って行く方法を模索して、ツールとしてきちんと使えるような教育方法を見つけられたらいいな、なんてそんなことを考えたり。

 

私は仕事しててもPCきらーい、なんていう全く平成の時代に相応しくない人間なので、ちびにはもっとうまく付き合っていってほしいなと思うものです。これから先、多分避けられないからね。

 

ちびぞう、お留守番する(ムブロ国立公園へのサファリ)

とっちゃかかっちゃ、どちらかがいない、という環境には慣れていても、二人とも家にいない、という環境にはあまり慣れないちび(保育園や幼稚園のぞく)。

ウガンダへ来てからも「二人で夜出かけてもいいわよー」なんていう母の申し出をありがたく聞きつつもなかなか夜出かけたり、長時間二人で出かけるようなことはしてこなかった。。

けど、この度友人が日本から来てくれ、せっかくだから彼女について、ムブロ湖周辺にあるレイクムブロ国立公園へサファリに行ってみることに!平日なのでちびは幼稚園だし、夫婦二人で彼女について三人旅!(ちびは最近とっても幼稚園が楽しそうなので、その流れをくんで)

 

かなりカンパラから距離もあるので日帰りは強行、、

従って今回も朝早く、、、

マーチソンフォールズを上回る。5時半出発。

 

ムブロ湖はウガンダの南の方にあり、地理的にはタンザニアルワンダとの国境近く。

朝5時半に出て、サファリパーク入り口に着いたのは確か10:30頃。

5時間ほどのドライブでしたね。

 

今回は寝坊しないように寝坊しないように、と気にしすぎたせいで、目覚ましをかけた4時半よりも早くき起きてしまうという。

スケジュールがタイトだったのでお弁当も作って出発。

 

真っ暗な中です。

ちびには、朝出かけるから朝起きたらいないからね、と伝えていたのですが、夜中に寝言で泣きながら「バイバーイ」とか叫んだりして、、彼なりに緊張していたかもしれません。

 

この日は雨。

まだそんな季節でもないのに今年はすっかり雨が続いていて、すっかり雨季に突入してしまったみたいな感じ。

雨がしとしと。気温も下がって寒いくらいです。

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 天気の悪さだけでも伝わりますかね?わたしのひどいカメラスキルでも笑

 

マーチソンフォールズ同様、国立公園の入り口でお金を払います。入場料。

レジデント 30ドル

ノンレジデント 40ドル

 

国立公園入って早々。

一番最初に目にしたのは

アンコーレ牛!

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ずどん。

 

アンコーレ牛はアンコーレ族(ウガンダには50以上の部族がある)というウガンダの部族が飼育している牛。

特徴はなんといっても顔より大きなこの角!

 

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山ほどいますね。

優雅に?放牧していて全然動いてくれません。

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立派ですよねぇ。

これが今回のサファリで一番見ものだったかも!笑

 

そしてムブロでの見もの、もう一つがマーチソンフォールズにはいないこの方々。

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シマウマちゃんです。

マーチソンフォールズにはいないのでシマウマを見るのを楽しみにしていました!可愛い。

 

それからこちら

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わたしの大好きな動物のひとつ

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インパラ!

 

マーチソンフォールズにはウガンダコブというウガンダの国章にも使用されている鹿がたくさんいるのですが、インパラには出会えず。

(よくにてるんですがコーブの方が身体が大きく、インパラの方が色合いのコントラストが強いそう。お尻のM字がインパラの方が色が黒いです)

逆にムブロにはコーブはいないよう。

 

インパラには山ほど出会いましたが。笑

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これ以降はマーチソンフォールズでも出会った動物たち。でもムブロ国立公園はまだ全然違った景色を持ってるので全く違って見えます。

 

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雨が降っていてもたくさんの動物に出会え。

肉食動物には出会えないムブロですが、草食動物をのんびり見るならいいかもしれないです。

景色も一面サバンナというより木々が多く、より森の中にいる気持ちになります。豊かな感じ。

この日はずっと雨だったので湖も大して見れず、、、サファリも短めに、国立公園を後にしました。

 

ほんとずっと降ってたな、、

 

国立公園からの帰り道には赤道に寄り道。このときようやく雨も小降りに。

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 赤道の上にお店が

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そして赤道ならではのパフォーマンスみれます。

これケニアでも見たやつ。

赤道の北と南で水の渦が逆に巻く。赤道の上では止まる、というもの。

 

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お兄さんが張り切って。

たしかに渦はその通りに巻くんですけど、なんか怪しいよね〜〜。と思いつつトリックを探すも今ひとつわからずじまい。

 

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まぁこれもパフォーマンスの一つと思って赤道には行く機会があればぜひ。

 

 

そして肝心の?ちびの様子ですが、驚くほど良い子してたそう。

朝から「今日は泣かないって決めたから」と声高々に宣言し、宣言通り、1日中全くワガママも言わず、ニコニコと過ごしていたとのこと。

頑張ったのねぇ。

 

私が帰ったらいつも通りのイヤイヤちびに戻り、ピーピー言ったりワガママ言ったりを取り戻し、安心した?両親なのでした。本当に勝手なもんだ。

 

次回は一緒に行こうね。

 

 

 

 

 

ちびぞう、人生初モスク

タンザニア時代の可愛いお友だちが日本から遊びに来ている2月末から3月。

ちびぞうは彼女のことが大好きになって彼女が行くところにはどこにでも一緒について行きたい!

ということで、みんなで行ってきました。

カダフィモスク。

ウガンダ最大、そして東アフリカ最大のモスク(アフリカ大陸では4番目とのこと!)。

 

そして名前からもわかるよう、あのリビアカダフィ大佐が支援して作られたというこのモスク!

ウガンダの前大統領アミン(今は30年以上政権を握っているムセベニ大統領)の時代に建設されたそう。確か1973年に開始して、2006年に終わったという話だった、、かな。新しいですね。

 

ミナレット(モスクやマドラサなどのイスラム教の宗教施設に付随する塔のこと)を登ると、カンパラの街を一望できるよ、という事前情報につき、それを楽しみに行ってきました!

 

一応モスクなので、身体にまける布を数枚持って(身体のラインと肌を隠す必要があります。パンツを履いてても身体のラインがわからないよう、下半身も上から布を巻くように言われる)行ったけど、モスクのツーリストセンターで借りることができました。

 

一人15,000シル(500円くらいかな)を支払うと女性には、布を二枚かしてくれ、頭と腰に巻いてくれます。そしてガイドの方が一組に一人、ついてくれます。

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さすが東アフリカ一

かなり大きいです。立派だー。

中もとても綺麗。

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丁寧にモスク内を説明してくれるガイドの方。英語も丁寧で、質問にも全てきちんと答えてくれるし、すごく良い方でした。たぶんあたり!

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  (たぶんこれ後姿私ですかね。こんな感じで巻いてくれます)

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コーランをアラビックで読んでくれたり、メッカの方向を示すサインの説明をしてくれたり。

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本当に興味深かったし、面白かった!質問しまくって色々教えてもらいました。

 

ちびは初めてのモスク、本当に気に入ったようで大興奮。とてもとても楽しんでいました。本当に美しかったし私たちも魅せられたけど、ちびは小さな声で「ワーワー」と話しながらモスクの中をウロウロしていました。

 

モスク内をたくさん見せていただいたあとはモスク横にあるミナレットへ!

 

ずん!

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 この右のがミナレット

 

登って登って、、、100何段ある階段を登ります。

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ちびはですね、終始建さんの抱っこです笑笑

さすがにちびに登らせるとどれだけ時間がかかるか未知数だったので抱っこお願いしました(建さん、さすがの体力!)。

 

お天気が悪くて残念だったけどカンパラ市内が全部綺麗に見えました!

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私、かなりお勧めします。カダフィモスク。

とても美しく、素敵な場所でした。

 

そしてちびはここでも最後の疑問「神様のところなのになんでお参りしないの?」

ああ、そうくるか。

事前に日本でいう八幡宮とか大塔宮(鎌倉宮、ちびが生まれてからずっと住んでいたところ)のようなところかな?と話して向かったので、ちびにとっては神様のいるところだと思っていたのにお参りしないのが不思議だと思ったよう。

 

信仰のことや、神さまについて、説明が難しく戸惑ったけどイスラム教の話とモスクがどういう場所か、信仰の違いなどを説明すると「ふーん」とちび。そして「ようはちびちゃんは、ここではお参りしないのね」となんとなく納得してくれた様子。

 

世界にはたくさんの宗教があるし、文化や国、そして歴史を語る上で宗教は必要不可欠だから、できるだけたくさんの知識は持ってほしいと思うもの。

3歳のちび、初めてのモスク体験、とても良い時間になったようです。

とてもこの場が好きになったようで昼寝から起きて即「また行きたい」と熱望していました。

 

また、少し一緒に勉強してから、行こうね。

 

帰りにツーリストセンターでしっかりお土産としてコーヒーを買うよう勧められて断ってからモスクを後にしました。

何か買うよう勧められるんだろうなぁと思っていたら期待を裏切らない!さすがです。