ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、心配を打ち消す強さ

親の役割って「心配すること」なんだろうか?と思ってしまうくらい、ちびぞうと接していると心配ばかりしてしまう。

 

常に常にいろんなことを。

 

心配しては、その心配が解消され、その頃には新しい心配事が生まれてる。そんな感じ。

 

常に常にちびのことが頭の中を駆け巡るのは、ちびが可愛いからはもちろんだけどそれ以上にいろんなことが心配だから。いろんな心配事が次から次へと頭を巡る。

 

成長に連れこの心配事がパワーアップして行くのかと思うと、本当にげんなりしてしまうくらい。愛しているからこそ心配は多い、とても。

 

ウガンダにくるに当たって本当にちびに関する心配事はもちろん多くて、病気、怪我、治安、環境の変化、英語、なんて本当に色々あったわけだけど、それに加えてもちろん日本語、というものもあって。

 

英語が発達していくと同時に日本語を忘れていくんじゃないかってこと。

 

私自身そうだけど、英語がよく喋れるときは日本語が衰えるし、逆も然り。

だから彼も英語の生活にどっぷりハマり出したら日本語が少しずつ衰えていくのかなぁなんて思っていた。

 

帰国したらどうせ思い出すし別にいいか、ともちろん思ってはいたけど、最近のちびの英語成長はめざましく、家でも英語で話してくれることもあるので、そのうち会話のメインが英語になってきたりとか、そんなこともするのかな、なんてことを考えたり。これは興味でもあり。 

 

とはいえ言語の発達はとにかく見守るしかないと思いつつ、どこかで不安があったのは事実。もちろん今も。

 

そんなちびが、今日知り合いの方からいただいた新しい絵本を取り出してきた。

私や建さんが忙しくしていると(3月に入り猛烈的な忙しさです。詳しくは次のブログに書こうかと。。)横に来て、「ちびちゃんこの絵本読むね!」と。

 

初めて読む絵本だったからどうやって読むんだろうとみていると、なにやら読み始めたちび。

話を聞いていると、話を全部自分で作っている!

絵を見て自分でストーリーを作って一生懸命私たちに教えてくれているよう。

実際の絵本とは全く違うストーリーなのも面白く。しかもきちんと構成ができていることも素晴らしく(これは親バカです)、かなり感動してしまった。

 

いつのまにこんなことできるようになったんだろう!と。

 

彼らはこんなことももうできるのか、と。

 

そんなことに気づいて感動していたら、自分が恥ずかしくなってしまった。

知らぬうちに彼はどんどん成長していて、今の彼らの成長はめざましくて、私の小さな小さな心配を乗り越えてくる。

 

心配ってしても仕方のないことがほとんどで、

心配って、してもその時一瞬が楽しくなくなってしまう感情のことの方が多くて、

 

だったら彼らの成長を信じた方が良いんだと思う。

少なくともちびは、言語云々を乗り越えて、新しい想像力や、自分で考えて何かを作り出す力をいつのまにか身につけていたんだと思う。

私が心配してる間に。

私が勝手にあらゆる方面に考えを膨らませて心配してる間に。笑

 

きっとこれからも心配を山ほどするんだろうけど、心配をする中でもなお、彼の可能性や成長を常に信じられるようでいなければ、と思う。

マイナス方向は心配しすぎそうになったときには、このブログを読み返そう。