ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、「んじゃね!」

変化はいつだって突然起こる。

 

でもその変化はそれまでの準備があって起こることで、子どもの成長に関することの場合は特にそうだと思う。

 

長い間彼らが頑張ったり、葛藤していたりして、それが突然こちらが見て気づいてあげるようになる。

だから変化そのものだけでなく、それまでの葛藤とか努力や思考を褒めてあげたりしたいなと思うのだけど(できてないけど)。

 

 

相変わらず日々元気に幼稚園へ行っているちびぞうですが、そのちびが必ず登園時にやること。

お気に入りの先生に抱っこされ、私たちの姿が見えなくなるまでバイバイすること。

とてつもない大きな声で、

抱っこしてる先生が思わず顔を背けるくらいの叫び声で、バイバイすること。

 

「ばいばーーーい!しーゆーれーたー!!!えんじょーーーい!」

 

と叫ぶ。

 

意味はどの程度わかってるのか。

送りに来た私たちにエンジョイはやめてー笑、と思ったりもするけど、大声で大きく手を振って送り出してくれる。

 

その瞬間は巨大な学校の幼稚園エリアでちびはまるでスターのようにみんなの注目の的。

みんなちびを微笑ましく見てくれているが、正直うるさいなぁと思っているだろう。多分。。。。きっと。

 

そんなちびの別れの儀式

うるさいことに加えてもう1つ懸念が。

あとひと月ほどで3歳半になろうとしているおちび、体重も14kgちょいあるし、母親の私が抱っこするのも重い。

 

さぞかし先生は重いなーと思っているだろう。

腰は大丈夫だろうか。

これからもっと重くなるのにいつまでやるのか。。

 

と思った私。

The sooner the better と思いこの気持ちや懸念をちびに伝えてみた(もうすでに遅すぎるかもだけど!笑)。

「バイバイするとき抱っこされるのやめない?」

都合が悪い時は一切人の話を聞かない彼なので私が理由とかも説明している間も全く聞いていない風、だった。風。

 

ただその日幼稚園に行くと。

 

先生がいつものようにヒョイと持ち上げると。

「ノー」

と降りる仕草をするひと。

その代わりにしっかり先生の手を握って

「バイバイ」とニッコリ。

 

まじか!

 

 

まじか!

 

 

 

 

感動レベルたかし。

 

 

 

私の涙腺!笑

 

 

 

 

 

そんなちび。 

今朝は私が朝から必死に友人宅に持っていくドーナツを作っていたので

 

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とっちゃと二人で幼稚園に。

送って行ったとっちゃが帰宅後興奮気味に「聞いて聞いて!」と。

 

話を聞くと、今朝はとっちゃが「みんなのところに入っちゃっても大丈夫だよ。ここでバイバイしよう」と話すと。

 

「わかった!んじゃね!バイバイ」とこれまで一日も欠かすことのなかった別れの儀式をスキップし、すぐに部屋の中に入って行ったらしい。

 

 

えーー。

展開早すぎやで。

からの冒頭に続く。

 

早かったんじゃなくてずっとタイミングを見計らってたのかなぁ。

 

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先日のWorld Down Syndrome Dayをお祝いするために左右違う靴下を履くちびぞう。

そんな習慣があるなんてこっちに来て初めて知った!

「どうして同じじゃなくて違うのを履くの?」と聞かれ「違うのもかっこいいじゃん」っていうことだってと伝えると「それいいね!」と喜ぶちびなのでした。

 

イイネ!