ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、月曜日を迎える

月曜日の朝。

きっと行きたくないんじゃないかなぁと思ったのに、
朝起きて
「幼稚園行くの?今日」と聞かれたので
「そうだよ」と答えると

「やったー!!」と満面の笑顔で答える。

「行きたかったの?」と聞くと
元気にうなづき、楽しみだなぁ、というちび。

でも朝家を出発するのは渋り続け、なかなか車に乗ることができない。
車で学校にたどりつくとずーーっと抱っこ。
そして会話に対する一つ一つの反応がかなりハイパーで緊張を隠そうと必死なのが伝わる。
がんばってるなぁと勝手にたいそうグッとくる私。笑 でも泣くわけにはいきません(←産後涙もろすぎてすぐないてしまう。汗)

そしてエントランスをくぐり、教室近くにつくと元気に「モーニン!」に挨拶!
教室の入り口に入ろうとしたにもかかわらず、
お気に入りの先生がいないと気づき泣いてしまうのであった。

泣いていると連れて帰りたい気持ちに駆られることももちろんあるし、
その場に私も残っていようかなと思うこともある。
泣いている子どもを見ていてハッピーになれる親なんていないし、ましてやこういう状況はかなりつらい。

でも私は信じていて。
彼にとってコミュニティが、新しい世界が多くあればあるほどいいんじゃないかと思っていて。
一つのコミュニティにずっといることではなくて、グループやコミュニティは、彼の居場所は、この世に星の数ほどあって、選択ができるんだってことを知ってほしくて。
私たちはいつも彼の味方でちびのことを見守っているけど、彼に彼には彼だけの出かける場所があることを知っていてほしい。
そして彼にいろんなことを持ち帰ってきてほしい。
彼が私たちの見ていない、我々が知らぬコミュニティの中でした、経験や見聞きしたものを持ち帰ってほしい。
私たち家族はいつも何かを家族の場に持ち帰りあえる存在でお互いありたいんだと思う。

なんてことをぼわぼわと頭の中で何度も反芻しながら考える私。
こんなにいろんなことを考えるのは私も山ほど時間があるからで。
今まではと180度違い、仕事のことを考える頭は一切ゼロになり、家族のことを、自分のことを考える時間が無限にある。

これって健全じゃないかなぁなんて思ったりするときもあるけれど
きっとこの先今ほどにちびのことだけを、彼のことだけをずっと考え続ける日常なんてそうそうない。

だから今はこの時を少し思い切り楽しもうと。
ちびぞうの行動に一喜一憂して私たちもうれしくなったり苦しくなったり元気になったりを繰り返します。

そして持ち帰りあえる家族を目指し、もう少し落ち着いたら私も少しずつ新しいことにチャレンジしてみたいと思います。
それをこの場で報告できるのはもう少し先になるかも、、それまではちびぞう感あふれたブログになりますが、、よければお付き合いください。