ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

繰り返す母の葛藤

ちびが5か月になったとき、保育園が決まり保育園へ行き始めることになった。

0歳児の4月に保育園に入れるというのはもはや選択という名の一択でしかなく、
保活戦争の話を聞き、戦争のど真ん中にいた私にとってそれはごくごく当たり前のような感覚だった。
 
そして4月1日。
息子が保育園へ慣らし保育という形で通い始めたとき
それはそれはつらかった。本当につらくて、息子を送った帰り道、私自身毎日泣いていたように思う。こっそりと。
息子は毎日必ず例外なく泣いていたし、保育園ではミルクを拒否し、お昼寝もできず、帰ってくるといつも空腹と睡魔に襲われてヘロヘロだった。
でもそれでもなお、泣き続ける息子の姿を見て、
この姿は必要か、この試練は今の彼にとって必要なのか、と自分自身に幾度となく問うた。
私が選んだことなのに、つらくて、毎日おなかが痛かった。
慣らし保育の期間は離れている息子のことを想像するだけで終わる時間だった。本当に。
 
でも結果周りのお母さんがみんなそう言ってくれたように、
私がきっとそうなると信じてたように、
 
ちびぞうは保育園という場所が大好きになった。
私自身もそのおかげで仕事ができるようになった、ということだけでなく、
私が安心して息子を任せられる場所を見つけられた、ということがうれしかった。
本当に先生たちにいつも感謝していたし、先生たちと息子の成長を一緒に見守れていることがとてもうれしかった。
 
そしてあれからおよそ3年後。
ちびはがんばっている。
大泣きして大声で「行きたくない!!」「楽しくないから行かないから!」
と言い張る息子を無理やり抱きかかえていった今朝。
 
仕事がない今なぜ彼に行ってほしいのかを伝えるのがとても難しくて
説明が上手にできない。
マストではない。でも行ったほうがきっといいと信じている。
でもこの説明がうまくできないのが、私の心がゆらゆらしているのが、彼に伝わっているんじゃないかと反省したり。
 
でも今はただ、元気に笑顔で送り出して、帰り道笑顔で迎えに行くことに尽きる多分。
 
本当に取り留めのない文章を読ませてしまってごめんなさい。
楽しい週末を過ごした分、彼にとって今朝はつらい朝となったようです。

ちびぞう、スカートよりパンツ派

ちびが幼稚園に通い始めて数日たったころ
「ちびはお母さんよりお父さんと過ごす時間が長い?」
と先生に聞かれる我々夫婦
んーと考えて
「そうですね。どちらかというと若干そうかもしれません」
と答えると
「というか男の人と過ごす時間の方が長いですか?」
と先生。

んー
「いや、それはない」
と答える私たち。
「保育園にずっと通っていたけど先生はほぼ全員女の人でした」
するとかぶせるように
「先生たちはみんなスカートかしら?パンツかしら?」と先生

ん?なんのことや?
と思いつつも
「みんなパンツですねぇ」と答えると
「あーそれだわ」と先生。

どうやら幼稚園でちびは、スカートを着ている人たちから離れ、
パンツをはいている人たちに走り寄っていく傾向があるらしい。
その日も一日庭掃除をしてくれているお兄さんや、校長先生である男の先生にかけよっては一緒に遊んでいたとのこと。

確かに私もいつもパンツ。
スカートってめったにはかない。というか日本の女性はパンツ人口多いよね?
こちらの女性はやっぱり正装がスカートなのか、先生もスカートの方が多い(アメリカ人とか欧州系の先生はパンツが多い)。
日本の保育園とか幼稚園って先生デフォルトでパンツですよね。動きにくいもんね、スカート。

しかもちびは
男好き。
こういうと語弊があるかもしれないけれど、男の人が大好き。
女の人は若くてかわいい人が好き、という限定的な傾向笑、があるけど
男の人は若い人も、年配の人もみんな大好き。

鎌倉で日々乗っていたバスの添乗員のおじさんのことが大好きで、本当に本当に可愛がってもらってバスを降りる時におじさんと一緒に家に帰りたがった日々が懐かしい。
いつもいつもおじさんに手をつないでもらってバスを降りていた。

男の人のほうが好きなのは認識していたけどそれに加えてスカート嫌いとは。

先生たちはみな「履ける日はパンツを履いてきますね」と言ってくれ
ちびのために日々パンツをはいてくれる先生もちらほら。ありがたい。
「子どもはそういう服装とか少しの見た目の違いでとても好きになったり嫌いになったり、極度に気持ちが離れたり近づいたりがあるんですよ、だからこれも自然なことだと思いますよ。早く気づいて良かったわ」と言ってくれた先生。
非常にありがたい。そしてそれ、非常に興味深い。

パンツ好きx男好き
ということでなかなか先生方との距離が縮まらないチビ。
好みを変えるってことはなかなか難しいだろうから、その中で付き合い方を見つけてくれるといいなって思うんだけど、、まぁ難しいか。

私もたまにはスカート履こう。

ちびぞう、未体験飯との遭遇②

ウガンダに到着して車で街を走れば、ウガンダという国にとってバナナがいかに欠かせない食材かは一目瞭然だと思う。

路上にはバナナがたくさん売られているし、

スーパーへ行ってもバナナは売り場のかなりの面積を取って並んでいる。

なんといってもバナナはウガンダ人の主食なのだ。

 

バナナ、主食、、

甘いやん。

でも大丈夫。

 

ウガンダにはバナナにいくつか種類があり主食として食べられるのは「マトケ」というバナナ。

バナナをバナナの皮で巻いて、バナナの葉で蒸す。

それをマッシュしたりそのまま蒸した状態で食されたりします。

 

なーんていう説明を聞いたりしていたけど、百聞は一見に如かずというか食べてみないとわからんやろってことで、ウガンダ料理を食べに!

建さん(主人)、ちび、母、私の4人でウガンダ料理のレストランへ。

 

ウガンダ料理を食すとまず何より驚きなのが主食の多さ。

日本であれば米があれば、米とうどんと蕎麦は同時並行でなかなか食べないけど(食べる人もいるか、、)、ウガンダでは主食がバラエティ豊富。

主食たくさんとおかず一種、という食べ方が基本みたいです。

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この日の料理でも、主食はごはん、じゃがいも、マトケ、ポショ(トウモロコシ粉をお湯で練り上げたみたいなもの)、さつまいも、キャッサバ、とかなり種類がありました。

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これがマトケ。

見た目は安納芋?食感も安納芋みたいな、でも味がない。あまり、、、

全然食べれるけど、とてもおいしいかどうかはよくわかりません。

でもこれも好きな人は猛烈に好きらしいです。

隣で食べてたウガンダ人の女性客の方はこれ一皿ペロリとたべてたからね。

 

そして肉料理はチキンとビーフ

ビーフは一瞬見た目ゴートかなと思いましたが牛でした。

牛、くっさ!!ビーフはあまりの臭さに母(私の母)は残していました。

なんでもいける建さんも「この臭さはあまりないね」と。私は意外と平気。

ちびをみてみると。

 

 

 

 

 

全然平気。

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てかもりもりもりもり食べて。

もりもりもりもり食べて。最後皿をなめそうな勢いでした。

苦手なものとか、見た目で食べれないとか、食べたことないものへの恐怖とか

この人一切ないんだなぁと改めて実感。

ちびがなんなら一番マトケにも良い反応を示していた。君、ウガンダでやって行けるね。間違いなく。

本当に素晴らしいことです。

ちびは私の分を取り分けようと小さいお皿をお願いしたけど、いつまでたっても来ないので、大きいお皿で食べてました。ほぼ私と同量。いや、私より食べてたか、、

 

 

 

そして、お会計。

お会計になってビル(明細)を見てみるとなんかおかしい。

「これって大人4人分の値段じゃない?」

と聞くとなんやらもじもじするお店の女性

「子ども料金はないんですか?」と尋ねると

「子どもは小さいプレートを使ってもらうことになってるから。大きいお皿で食べた場合は大人と同料金」

とのこと。

 

 

 

いや、いやいや待てよ。

小さいお皿、お願いしたよね?ずっと待ってたけど持ってきてくれなかったんだよね?だから大きいお皿を使う羽目に、、、え?おーーーーーーい!!

 

説明したけどまったく相容れず

「すみません。でもそういうシステムなんです」

「そうじゃないと怒られるんで私たち、、」

 

いやいやいやいやいや、、いやーー。

「そもそも何歳から大人料金なの?何歳からお金取るの?赤ちゃんは?」

と尋ねても

「年齢の問題ではありません!( ー`дー´)キリッ」と。

 

仕方ないので、払いました。いいんです。いいんですよ。

私よりちびのほうが食べたから、、、、

次回は自宅からプレート持参してやろうか、おりゃー!と思ったのは内緒です。

でも美味しかったのでまたちびと行きます。

 

※未体験遭遇飯①で次回はちびが食べられなかったものを書きますと書いたのに、間にもう一つシリーズ挟んでしまいました、、、次回こそちびが口から吐き出してしまったあのもの、、でも私の大好きなあれについて書こうと思います。どうでもいいことなのに引っ張ってすみません。

ちびぞう、LとRの鬼門

ちびぞうが生まれる前に命名について建さんと話し合った際、いろんな要素を並べて2人で考えに考えた。

色々と悩んだのだけど、私が1つ、思っていたのが

「他人種の人々でも呼びやすい発音の名前だといいなぁ」ということ。

 

ちびが大きくなった世代は今よりきっとずっとマルチナショナルな世界がスタンダードになっているだろうから、

そのままの名前で外国の人にも呼んでもらいやすい名前、覚えて親しんでもらいやすい名前が良かった。

(もちろん難しい名前だとしても、あだ名をつけたりといろんな対応ができると思うんだけどね◎!)

 

で、つけた息子の名前。

 

我々とても気に入っているけれど、名前をつけたあと悩まされたことが更にもう一つ。

彼の名前にあるいわゆる「る」の音に当たる発音を英語表記の際に「R」にするか「L」にするか。

本当はずっと「L」にしようと思っていたのに最終的には「R」に。

「L」にしようと思っていた理由は、

「L」にすると似たような名前が海外にもたくさんあるし、「L」の方が普段日本で呼ぶ発音にも近いと思ったから。

最終的に「R」にした理由は

日本だとやっぱりローマ字書きが主力で、「L」にするとスペルを間違えられることが多いと思ったから。日本だと名前のスペルってあまり聞いてもらえないよね。

 

それはそれで結果的に別に私は良かったと思ってるわけですが、ここに来てちびの中では問題が。

自分の名前のRを「ゥゥル」

と発音されることにひどく嫌悪感を抱くらしく、たまにえらく怒る。

 

それはちびの名前じゃない!

変な呼び方しないで!

とのこと。

 

私も「ゆり」なので、極端に言うと「ゆーぅぅりぃ」という発音にはなるので、その気持ちをわかるといえばわかるんだけど、今まであまり気にも留めなかったし、それはそれと思って受け入れてしまっているところがあって、、、、

けど、ちびの中ではすごく違和感があったらしく、Rを強調された呼び方をされると怒って返事をしない時も稀に。笑 

 

今はいろんなことに反抗しているから名前についてもそういう反応をしてるのかなぁとか、

そのうち慣れるかなぁ、なんて思いつつ

違うと思うなら呼んでほしい呼び方をお友だちに伝えたらいいんじゃない?」

と伝えた私でしたが

息子はそれに対し

「あ、じゃあマイケルジャクソンって呼んでもらおう」と崇拝するアーティストの名前を代替案として答えるのでした。

 

たくましいよね君ね。

RとLの話ちゃうやんか。

この先Rの発音を使って自己紹介するようになるのか、L風を突き通すのか。

半年ほどたったら、またこの件についてブログでも触れようと思います。 

ちびぞう、コミュニケーション苦難

ちびのことばかりでごめんなさい。

前回も書いたようにどうしても今は彼中心の生活なので(そうしようと思ってウガンダへ来たので)彼のことばかりになってしまいます。

いろんな人からメッセージやメールをいただいて「読んでるよ!」と声をかけていただくので、せっかくだから面白ウガンダ情報とかこっちの楽しい話をかけたらと思ってるんですけど、どうしてもそこまでたどり着かず。もう少し時間がかかりそうです。

(それ以外は私は英語の勉強+国勉強をしようとウガンダに関する本を読んだりとか、寿司を極めようと寿司をまいたり、マーケットへ行って食材を買っては料理をしたり、夏に行く旅行の企画を任されたので一生懸命調べたり、なんてそんなことをしています。こちらも別に記事にしても面白くなさそうか!笑 でもそのうち書きます。え?)

 

今朝のちび。

起きてしばらくすると

「今日幼稚園お休みだよね?」と聞く

「いにゃ、今日は幼稚園だよ」と返すと大号泣

(これまた声がでかいんです。小さい声でしくしく泣いてくれるといいんだけどw)

「お休みだと思ってた。お休みにしてよ!お休みに変えて!」と返すちび

「いやいや。まだ水曜日やし。何なら明日もお休みじゃないし明後日もお休みじゃないよ」と返す私(優しくない)

「いやだーーーーー!!!」と大声で泣き出したので、ちょっと話をすることに。

すると

「ちびちゃん英語が喋れなくて、みんなのことわからないから、わかってもらえないから行きたくない」と。

「英語が喋れないとお友達出来ないから行っても楽しくない」と。

「お友達ずっとできない。」と。

そして挙句の果てには

「鎌倉の保育園みたいなところだったらがんばっていくけど、幼稚園はいかない!」とキッパリ。(幼稚園=英語で話すところと思ってる。)

 

英語のことを言われるとそれはもうこちらもなんとも言い難くて、思わずうなづく。

相手のことが理解できないよりもやっぱり今は自分が話してることが理解してもらえないことが何よりつらいんだろうと察する(逆かもしれない、わからない)。

「みんな一生懸命ちびのこと理解しようと思ってくれているし、そのうち少しずつだけどみんなの言ってることわかるようになるよ。英語ができなくたってお友達にはなれるよ」と話してみるけど、沈黙。

こんな月並みなこと、大人でも言われても「うんうん」とは聞けないだろうね。

当たり前だし、わかっていたことだけど、苦しいだろう。

 

でもそんなことがあったと思えば、昨日お休み明けで幼稚園に戻ってきた初対面の女の子の話になり、「新しく女の子来たよね」と話すと。

「今日遊んだの」と。

「ちびちゃんが遊ぼうって話したら遊んでくれたんだよ。優しいよ」なんていうエピソードを紹介してくれたり

 

「ダメなときはねノー!っていうんだよ。いいときはね、グー!」なんてエドはるみぶりのどや顔で説明してくれたりすることもある。

 

行ったり来たり。

進んだり戻ったり。

一歩進んだら五歩くらい戻ってる時もあるかもしれない。

 

開始前から想定していた苦しさだけど、見ていると胸とおなかがきゅーっと締め付けられて私も涙しそうになる。

でもきっと大丈夫。一緒に乗り越えるわけではない、乗り越えるのはちびだけど、でも乗り越えるその姿、私も建さんも一時も目をそらさず見ているよ。

乗り越えたこと、必ずきっと君の糧になる。だから見ているから。

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ちびぞう、新幹線を作る

荷造りは苦手なのです。

荷造りはいつまでたってもうまくやらなくて。

今回も大苦戦でした。

 

エミレーツの荷物は130kg

3人なので合計90kg

たくさんのようでほんの少し。

何をどれだけ持っていくか本当に迷いました。

 

予め船便は2箱送っていたけど

船便はいつ届くかわからないし。

本当に届くかわからないし。

 

ってことで手荷物に頑張って厳選したものを詰めました。

かなり慎重に。

特にちびぞうのものはこちらで手に入らないと思い、一生懸命厳選して、、

 

 

なのに、そのはずだったのに

前回記事にした通り、PEPに行く羽目になる程ちびの服は足りてない。

 

し、ちびのね、おもちゃを全然持ってこなかったのですよ。

食べ物洋服薬類、ちびぞうはアトピー持ちなので特に薬類や保湿できるクリームみたいなものはたくさん買ってたくさん詰めました。

 

だから、おもちゃ、全然持ってこなかったのよーーー。

日本にいたときから家におもちゃってなかったけれどでも積み木とかはあったし、あるものでクリエイティブに遊んでだと思う。

でも全然そういうものは持ってこなかったから、、、

遊ぶものがまるでない。

船便には山ほど本とか詰めたけど、手荷物では数冊しか入れていなかったし、とにかくおもちゃはほぼ何も持ってこなかったから、彼が1人で遊べるものがなく、、、

 

幼稚園に行き始めておもちゃの必要性は少し減ったけど

でもさすがに何もないのはね、、

 

と思っていたら

我が家のクリエイター建さんが

ちびぞうと冒険にでて、おもちゃを作ってくれました。

 

いつものように山(という名の家の庭)へ冒険へ出たちびぞうと建さん。

 

ふと気づくと木の棒を持ち帰って家の横で作業している。

 

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切ったり削ったり形を整えたりして

出来上がりました!

 

新幹線!🚄

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線路も作ってもらって最早ちびは大歓喜

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大喜びでずっと新幹線と戯れてます。

どんどんとっちゃ(建さん)おもちゃ、増えていくかなー。そしたら買わなくて済むね( ̄▽ ̄)

 

ちびぞう、月曜日を迎える

月曜日の朝。

きっと行きたくないんじゃないかなぁと思ったのに、
朝起きて
「幼稚園行くの?今日」と聞かれたので
「そうだよ」と答えると

「やったー!!」と満面の笑顔で答える。

「行きたかったの?」と聞くと
元気にうなづき、楽しみだなぁ、というちび。

でも朝家を出発するのは渋り続け、なかなか車に乗ることができない。
車で学校にたどりつくとずーーっと抱っこ。
そして会話に対する一つ一つの反応がかなりハイパーで緊張を隠そうと必死なのが伝わる。
がんばってるなぁと勝手にたいそうグッとくる私。笑 でも泣くわけにはいきません(←産後涙もろすぎてすぐないてしまう。汗)

そしてエントランスをくぐり、教室近くにつくと元気に「モーニン!」に挨拶!
教室の入り口に入ろうとしたにもかかわらず、
お気に入りの先生がいないと気づき泣いてしまうのであった。

泣いていると連れて帰りたい気持ちに駆られることももちろんあるし、
その場に私も残っていようかなと思うこともある。
泣いている子どもを見ていてハッピーになれる親なんていないし、ましてやこういう状況はかなりつらい。

でも私は信じていて。
彼にとってコミュニティが、新しい世界が多くあればあるほどいいんじゃないかと思っていて。
一つのコミュニティにずっといることではなくて、グループやコミュニティは、彼の居場所は、この世に星の数ほどあって、選択ができるんだってことを知ってほしくて。
私たちはいつも彼の味方でちびのことを見守っているけど、彼に彼には彼だけの出かける場所があることを知っていてほしい。
そして彼にいろんなことを持ち帰ってきてほしい。
彼が私たちの見ていない、我々が知らぬコミュニティの中でした、経験や見聞きしたものを持ち帰ってほしい。
私たち家族はいつも何かを家族の場に持ち帰りあえる存在でお互いありたいんだと思う。

なんてことをぼわぼわと頭の中で何度も反芻しながら考える私。
こんなにいろんなことを考えるのは私も山ほど時間があるからで。
今まではと180度違い、仕事のことを考える頭は一切ゼロになり、家族のことを、自分のことを考える時間が無限にある。

これって健全じゃないかなぁなんて思ったりするときもあるけれど
きっとこの先今ほどにちびのことだけを、彼のことだけをずっと考え続ける日常なんてそうそうない。

だから今はこの時を少し思い切り楽しもうと。
ちびぞうの行動に一喜一憂して私たちもうれしくなったり苦しくなったり元気になったりを繰り返します。

そして持ち帰りあえる家族を目指し、もう少し落ち着いたら私も少しずつ新しいことにチャレンジしてみたいと思います。
それをこの場で報告できるのはもう少し先になるかも、、それまではちびぞう感あふれたブログになりますが、、よければお付き合いください。