ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、人生初モスク

タンザニア時代の可愛いお友だちが日本から遊びに来ている2月末から3月。

ちびぞうは彼女のことが大好きになって彼女が行くところにはどこにでも一緒について行きたい!

ということで、みんなで行ってきました。

カダフィモスク。

ウガンダ最大、そして東アフリカ最大のモスク(アフリカ大陸では4番目とのこと!)。

 

そして名前からもわかるよう、あのリビアカダフィ大佐が支援して作られたというこのモスク!

ウガンダの前大統領アミン(今は30年以上政権を握っているムセベニ大統領)の時代に建設されたそう。確か1973年に開始して、2006年に終わったという話だった、、かな。新しいですね。

 

ミナレット(モスクやマドラサなどのイスラム教の宗教施設に付随する塔のこと)を登ると、カンパラの街を一望できるよ、という事前情報につき、それを楽しみに行ってきました!

 

一応モスクなので、身体にまける布を数枚持って(身体のラインと肌を隠す必要があります。パンツを履いてても身体のラインがわからないよう、下半身も上から布を巻くように言われる)行ったけど、モスクのツーリストセンターで借りることができました。

 

一人15,000シル(500円くらいかな)を支払うと女性には、布を二枚かしてくれ、頭と腰に巻いてくれます。そしてガイドの方が一組に一人、ついてくれます。

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さすが東アフリカ一

かなり大きいです。立派だー。

中もとても綺麗。

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丁寧にモスク内を説明してくれるガイドの方。英語も丁寧で、質問にも全てきちんと答えてくれるし、すごく良い方でした。たぶんあたり!

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  (たぶんこれ後姿私ですかね。こんな感じで巻いてくれます)

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コーランをアラビックで読んでくれたり、メッカの方向を示すサインの説明をしてくれたり。

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本当に興味深かったし、面白かった!質問しまくって色々教えてもらいました。

 

ちびは初めてのモスク、本当に気に入ったようで大興奮。とてもとても楽しんでいました。本当に美しかったし私たちも魅せられたけど、ちびは小さな声で「ワーワー」と話しながらモスクの中をウロウロしていました。

 

モスク内をたくさん見せていただいたあとはモスク横にあるミナレットへ!

 

ずん!

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 この右のがミナレット

 

登って登って、、、100何段ある階段を登ります。

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ちびはですね、終始建さんの抱っこです笑笑

さすがにちびに登らせるとどれだけ時間がかかるか未知数だったので抱っこお願いしました(建さん、さすがの体力!)。

 

お天気が悪くて残念だったけどカンパラ市内が全部綺麗に見えました!

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私、かなりお勧めします。カダフィモスク。

とても美しく、素敵な場所でした。

 

そしてちびはここでも最後の疑問「神様のところなのになんでお参りしないの?」

ああ、そうくるか。

事前に日本でいう八幡宮とか大塔宮(鎌倉宮、ちびが生まれてからずっと住んでいたところ)のようなところかな?と話して向かったので、ちびにとっては神様のいるところだと思っていたのにお参りしないのが不思議だと思ったよう。

 

信仰のことや、神さまについて、説明が難しく戸惑ったけどイスラム教の話とモスクがどういう場所か、信仰の違いなどを説明すると「ふーん」とちび。そして「ようはちびちゃんは、ここではお参りしないのね」となんとなく納得してくれた様子。

 

世界にはたくさんの宗教があるし、文化や国、そして歴史を語る上で宗教は必要不可欠だから、できるだけたくさんの知識は持ってほしいと思うもの。

3歳のちび、初めてのモスク体験、とても良い時間になったようです。

とてもこの場が好きになったようで昼寝から起きて即「また行きたい」と熱望していました。

 

また、少し一緒に勉強してから、行こうね。

 

帰りにツーリストセンターでしっかりお土産としてコーヒーを買うよう勧められて断ってからモスクを後にしました。

何か買うよう勧められるんだろうなぁと思っていたら期待を裏切らない!さすがです。

ちびぞう、International Culture Dayに参加する

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ウガンダに来るにあたり一番ちびに知ってほしかったこと。そして私自身も一番学んでおきたいなと思ったのが世界にたくさんある、あらゆる民族のカルチャーについて。

ちびぞうには、世界にはたくさんの文化があって、宗教があって、慣習があって、マナーがあって、彼が知っているものや、この先日本で触れるであろうものはほんの一部であるということ、そんなことを意識して欲しかった。

私は、その世界に沢山ある文化のかけらを一つでも多く勉強して、知って、知識として日本に持ち帰りたかった。

 

これからちびが生きることになる国際社会の中で、言語はもちろん大切だし、この先生きる彼らにとって英語は最低限必要なスキルになっていくんだろうと思うけど。でも、言語より大切なことは山ほどある。

他のカルチャーの人たちとコミュニケーションをしたり、信頼関係を築く上で欠かせないのは言語じゃない。

言語はきっとITがカバーしてくれる。けど、相手の文化や慣習を思いやる気持ちはまだITがカバーできるまで、少し時間がかかるだろう。

相手の当たり前が自分のものと違うこと、それを知ることは色んな場面できっと役に立つ。日本国内でも、小さなコミュニティ、例えば家族の中でも、違いを知ることとそれを尊重できる力はきっと必ずこの先役に立つ。

そして、違いを重んじれるのであれば、目の前にそびえ立つ当たり前、に疑問を持つこともきっとできるようになる。

 

そんなことをおもってて。ちびには何よりも、漠然とでも良いから違うものってたくさんあるって、そんなことを体感してほしかった。

 

そして迎えたInternational Culture Day。

子どもたちは自分の国の民族衣装を着て参加(自分のルーツがマルチカルチャーだと認識している人は色んなものをミックスさせてももちろん大丈夫です。と書かれていた)。保護者も。そして保護者のボランティアで、出身国の料理を作って、みーんなでたべる。

体育館みたいなところが、世界中の国旗であふれて、その中で世界中の料理が並べられる。これ圧巻。

(ごめんなさい!写真がない!)

ちびは甚平を着て参加。私たちも浴衣を着て参加。

 

一言で言うと、なんかすごかった。

その場のエネルギーが本当にすごくて。

それぞれの国の料理も圧巻だったけれど、お母さんたちのパワーも素晴らしく、何よりそういった文化を重んじるイベントを心から盛り上げようと楽しもうという心意気がすごくて圧倒された。

 

やっぱりというべきか、どうなのか、インターナショナルな環境に住むと自分のカルチャーとか出身国とかすごく意識するし、より自分の国のこと好きになる(もちろん意識の先が「好き」ではなく逆の感情になることもあろう)。より自分の国のこと知りたくなるし、よく勉強しきれていないことを恥じたりする。

 

みんな自分の国を背負っていることを意識しているし、そういう人たちが集まるとこういう場は本当に熱気が溢れた話なるんだなぁとジリジリじわじわ実感。

 

私自身、この日を通じて自分の高校時代を振り返った。同じように思って、日本の大学に進学したこと。日本人として生きていくためにもっと日本を知らないと、と思って日本に帰ってきたこと。そして日本を知ってさらに外について学ぼうと思っていたこと。

なのにおよそ15年経ち、残念ながら全く同じことに気づき、同じことに危機感を抱いている。残念私!笑

 

でも高校時代の私と今の私は徹底的に違っていて。この体験をちゃんと持ち帰るって決めている。

おそらくこの日、「ご飯美味しかったなぁ」以外の記憶がないであろうちびに、これから先必ずこの日の話をしてあげようと決めている。

そしてそのとき彼と色んな話ができるよう準備をしよう、と決めている。

ちびと体験を共有できるまで色んな整理ができなかったのは、ほんと私らしくだらしないけど、でも大丈夫。

全てはきっかけだから。

 

色んなことを持ち帰って、ちびだけでなく、いろんな子どもたちとそれを共有できる場を作りたいなぁと思う。(もちろん大人も!)

言語だけじゃなくてこの体験を通じて何か共有できることがたくさんある。日本にいても色んなカルチャーを実感したり、自分のバックグラウンドをより大事に思えるようなきっかけを与えられるって信じてる。

 

なんだかここ最近そんなことを考える毎日です。

 

時間があったらね、で片付けること

今ひとつ人気がないと噂の私の話です。

 ちびの話だけ書いていれば良い気もするんですが私のこともたまには書こうか、と。備忘録がてら。

すぐ忘れてしまうので笑

 

大学を出てから基本的には社会人だった私ですが(色々お休みしたりしてるけど)、突然やめて、現在ぷーです。

正真正銘のぷーで、何も属性がない。

 

こどものてつがくきょうしつの名刺だけは持っているけれど、日本にいる知人に活動は基本お任せしてしまっているので、そこの活動もないし。

 

本当にみんなに「何してるの?」と聞かれます。

私も多分同じような方にお会いしたら「日々何してるんですか?」と聞くと思います。当然の疑問。。

 

1日24時間ある時間をどう過ごしているんですか?と。

 

えっとね。

意外とやることたくさんあります。

意外とね!

 

何も考えずにスピードだけを重視してやってきたことを、時間をかけてやると感じ方が変わるってことを最近知りました。

 

そして、言葉をテーマにしようと決めた今年。たくさん書くことをしています。ブログだけでなく、少し疎遠になっている方で、またお話ししたいなと思う方にメールを書いたり、大切に思う方々には汚い字を丁寧に丁寧な書き直しながらお手紙を書いたり。

覚えておきたいことを書き留めたり。気になることや言葉は調べたり。

普段の生活でずっと流して来たことを流さず意識を向けると、24時間は全く足らぬくらいです。

 

そして、「あーもうちょっと時間があればね」と言い訳してやらなかったこと、そして例え時間ができても決して日本にいたらそのままにして来たであろうことを、積極的にやろう、と決めています。

一見どうでもいいことから大切なことまで。

例えばスキンケアとか笑

例えば筋トレとか。

炒め物のお肉を一旦出してから野菜を炒めるとか!笑笑←やれ。

ちびが話した何気ないことを拾ってあげるとか。

ニュースで気になったことの背景を調べてみるとか。

 

その中でも一番意識してやってるのは、ここ数年すっかり疎遠気味になっていた読書。

 

もう読書が趣味です!と言えないくらい近年本と距離ができていて。大好きな本を買わなくなっていた(半分はNetflixとかそういうものにはまりすぎたせいだけど笑)。

 

ウガンダにきてもう、何十冊と読んだと思います。麗しきKindleのおかげです。

英語の本も週に1冊は読もうと決めてて、いつかやろうと思っていた「ハリーポッターを全シリーズ英語で読み直す」

とかいうようなくだらんこともやっています。いまシリーズ4冊目かな。

 

あーほんと、時間があったらそれ、やるんだけどなぁ。時間がねー。

って普段思っていることって、もしかしたら本当は実は大切なことで溢れてて。

生きていく上で、やらないとクリティカルに困るほどのことではないかもしれないけど、本当はやっておくと、やってみると、自分をとてもハッピーにしてくれることのリストそのものだなと、やってみて気づいています。

 

そして、時間があったら、、で片付けられることは何一つなくなったので、言い訳の決定的な切り札、最強の切り札がなくなったからこそ、窮地に立たされているような、気持ちにも、なります。

 

時間があったらやることリストを徹底的にやっていく中で、より時間をかけてやりたいことが見えていく気もするし。もしかしたら全然しないかもしれないけれど笑

 

でも言い訳の効かぬ今の生活の中だからこそ、過ごす時間全てが責任のような気もするし、やっていること全てが自分に返ってくるような気も、します。

 

まだやっている途中段階なので断言できないことばかりで申し訳ないのだけど、もし読んでいる方の中で猛烈に忙しくて、「あー時間さえあれば、、」と思っている方がいるのなら、そのリストの中から今日一個だけでもやってみること、おススメです。

 

やるときっと、ハッピーな気持ちになれますよ、ほんとに!!

 

 

ってなんの啓発ブログだい。

って感じで私の24時間は一見しょうもなく過ぎているかもしれませんってことです。笑

 

(あ、でも幸せなことにいろんなNGOの見学やお手伝いに行かせていただいたり、ボランティアをお願いされてやってみたり、みたいなこともしてます。一日本読んでるわけではないっす笑)

 

 

 

 

 

 

ちびぞう、おでこを割る

 

その日はビザの取得で朝からイミグレに。

イミグレでの待ち時間がとにかく長くて暑いし疲れるし、本当にちびもぐったりだった。

そんなちびは帰り道に車の中でぐっすり寝てしまってそのまま珍しく2時間くらいも昼寝。

16時近くになって起きてきたけど昼寝後はもうすっごくハイテンションに。

 

晩御飯をみんなでワイワイ食べて、食後いつものように少しのんびりしていたときのこと、、、それは起こった。

 

とにかくハイテンションだったちびは、ダイニングテーブルの周りをずっと走り回る。

ぐるぐるぐるぐる。ここまではいつもと一緒。

「危ないよー」なんて言いながらも横目で見ていたとき。

 

 

 

パターン

と大きな音がして。

 

 

その次に聞こえてきたのはちびのとんでもなく大きな泣き声。

ああ、まったく。

やっぱり転んだよーなんて思いながらも起き上がるのを待っていたらなんだ?

何かがおかしい。

 

走り寄った建さんが抱き上げたちびの顔を見てみると。

 

 

 

おでこがパックリ。

 

いや、ばっくり

 

 

 

 

 

げ。

 

 

 

左眉の上あたりが大きく割れたようになっている。

 

 

大声でパニックになりながら泣くちび。

割れた傷口から流れ続ける大量の血。

 

何もできない私。

 

 

建さんや父母が冷静に対応してくれ、止血はしないと、と応急処置をしてくれ。

「病院に行った方がいいね」と病院を調べてくれ。

 

とっくに帰宅していたドライバーのアンドリューも電話一本で一目散にボタボダで駆けつけてくれ。

(ボタボダ=ウガンダでメジャーなバイクタクシー。カンパラ市内にいると恐ろしいほど多くのボダボダに遭遇する。ウガンダの人に欠かせない交通手段butヘルメットもしていないし、平気でバイクに3人も乗るし、運転は荒いしでかなり危険。本当にしょっちゅうぶつかってるところや、事故にあってるところを見かけます。)

 

 

 

その間も私は何もできずずっとオロオロ。

 

泣き続けるちびを見つめるしかできないし。

正直言ってできることは何もないし。

 

急いで駆けつけてくれたアンドリューと車に乗り、

今回はIHK(International Hospital of Kampala)という病院へ行きました。

http://ihk.img.co.ug/

 

24時間営業の総合病院。

とにかく渋滞がひどかったし、途中事故したりしていて、たどり着かずその間もイライラドキドキ。。。

ウガンダはとにかく渋滞が本当にひどいので、、)

 

たどり着いたIHKは本当に立派な病院でびっくり。

私は怪我もそうだけれど、この国で治療してもらうことにも不安を抱いていたので、

立派なIHKに少しホッ。衛生状態なども大丈夫そう。

カンパラ内にはいくつか大きな病院があるようだけど、ここは総合病院。

もう一つ外科専門?の大きい病院もあるということ。

https://thesurgeryuganda.org/

 

 

到着後受付をして、状況を説明したのち、Emergencyの病棟で待つことに。

 (わたわたしていた私をよそに、父や建さんは病院に感心しながら写真を撮っていたのでもらいました)

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かなり夜なのに人が多かったです。

病院についたのか21時過ぎだったかな?受付の人たちもとても感じがよく、

コミュニケーションもしやすかったし本当に助かった。

 

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産科や婦人科もあるんですね。

CHILDREN'S CENTREとかもあって、赤ちゃんや子どももたくさんいました。

 

そして、EMERGENCYセンターについてから、痛みも少し落ち着いて元気を取り戻り眠気もプラスしてすっかりハイテンションになったちびと共に先生が来てくれるのを待つ。

先生を待つ。

 

 

 

 

 

先生を待つ。

 

 

 

 

 

 

 

先生をま、、

 

 

 

 

 

 

 

つ。

 

夜の救急だし、ちびの症状はクリティカルなものではないし、待つことは承知していたけど(ほかに緊急の患者さんがたくさんいそうだったし、、、)。

 

かなり待った。

来たと思ったらいなくなるし。

来てくれるかなと思ったら電話がかかっていなくなるし、、ってことで1時間半は待ちましたかね。

 

 

でもようやく来てくださり。

そこからがクライマックス。

すぐに「縫ったほうがいいね」という話になり。

全身麻酔にする?それとも局所麻酔にする?」と先生。

さすがにちびぞうの身体に全身麻酔してもらうのは怖いので、局所麻酔をお願いしたところ、不満そうな先生。

「暴れるし泣くでしょう。寝ちゃったら楽だよ」と。

「いやいや怖いから。こんなに小さいのに。局所で、お願いします、、、」と話す私(失礼のないように、、ね)。

 

不満そうな先生だったけど、「じゃあちゃんと持っててね」と言われて総出の私たち。

 

 

いやぁ、大変でした。

局所麻酔がすごい大変そうだったし。

 

 

結果

 

 

 

 

 

 

15針ほど縫いました。

もっとかな。記憶がおぼろげで。もう覚えていません。

とにかく見ているのがつらくて辛くて。おかしくなりそうでした。

 

 

かなり深いところから切れていたので奥を縫って傷の上のほうを縫ってという感じだったので。泣き叫ぶちびを抑えながらだったので30分くらいだったかな、、、

えっっっっっらく長く感じました。長かった。

言葉でうまく説明ができません。もう。

 

おそらく麻酔が効いていたから縫合はそこまで痛くなかったのではないかと思うけど(もちろん痛いけど)、

とにかく注射が痛かったので(傷をえぐるように注射するから)、

そのあとはただただ恐怖が続いていて、とにかく怖い怖いと叫ぶちび。

縫合が始まっても、状況をことこまかに言葉で実況中継のように伝えてくれる人。

びっくりするくらい縫合中、ずーーーーーーーーーっとしゃべっていました。

 

 

でも親としてはその実況中継を聞いているのがつらすぎて。

 

 

 

泣きそうでした。私が泣いてどうする、って思ってぐっと我慢したけど。

(家に帰ってきた後こっそり泣きましたよね)

 

親の大変さ、改めて実感しました。

怪我する度、熱出す度、なにかある度寿命が縮むかと思うくらい心配して、一喜一憂しておかしくなりそうになるもの。

ちびは本当にしょっちゅうケガする人でおでこが割れるようになるのも実は2度目。

これからエンドレスに続くんだろうなぁ、、と思った瞬間なんか、、、

 

 

 

 

気が遠くなりました。笑

 

 

 

 

死なないほどの怪我であればいくらでもしたらいい、と思ってる。

怪我をしないようにしないようにと先回りするようなこともできるだけしないよう、と思ってる。

危険を一つ一つ先回りして潰すようなことは決してためにならないことだってわかってる。

 

でも今日のようなできごとがあると、どうにかして守ってやれないかと思ってしまう。

 

本当に葛藤続きだ。

 

 

ほんと親になるってとんでもない大変な偉業ですね。

何もできないのに、何かできるんじゃないかと思ってしまう。

無力なのに何かコントロールできるんじゃないかと思ってしまう。

 

思ってしまうことによって葛藤が生じるのに。

頭でわかっていても心はついていかないもの。

 

きっと5年後も10年後も同じような葛藤を心に抱えてるんでしょうね。

それまでこのブログを書いてたらきっと同じような記事を書いてると思います。

そのときも。

 

 

後日、ちびは元気にやっています。

 

今は少しスローペースですが来週からは日常に戻ることに。

日常に戻る=また怪我をする日々が始まる。

ドキドキですが、一喜一憂しすぎ、見守りながらやっていきたい、、、です。

 

ちびぞう、uh ohをマスター

ちびぞうがものすごい勢いで成長している。

彼の英語の吸収力、すさまじい。

教えたらその分覚えて、どんどん使う。

 

そんなちびに私も少しでも力を貸したくて、家でも少し英語を使ってみる日々。

ちびが早く英語をマスターし、幼稚園でも得意の弾丸トークを披露したい!と思っているのなら1日でも早く自信を持って喋れるようにサポートしてあげたい。ということ。

 

私は英語のスペシャリストではないけど、ちびと全く同じような経験をしているからそういう意味では経験者だ。少し先輩だし。(少し?)

 

てことで、会話に英語を交える時間を作ってみることに。

例えば

「can you come outside with me? かっちゃと一緒に外にきてくれる?outsideは外だよ。はい、outside、使ってみて。」

英語で話して日本語に訳して、1つ新しい単語を教えてあげる。

そうするとその単語は必ず丁寧に練習して覚えてくれる。そして次に同じ単語を使うときには必ず彼が私にその単語を訳してくれる。

「かっちゃ、outsideは外だよね」って。

 

そして以前にも何度か触れたけど、ちびは夜寝る前必ず独り言でしばらくおしゃべりをする。

その日の出来事を丁寧に消化する時間になっているみたいで、彼の中では欠かすことのできない時間なんだなと我々親も思っていたわけだけど。。

 

最近はその時間にその日教えた英語を必ず必ず繰り返し独り言のように話している。

 

これまで英語以外のことについても、日中得たあらゆる学びを、夜寝る前に消化して、翌日から自分のものにしてるなー、という感じはあったのだけど、英語は全く新しいものだから、彼の学びのプロセスが手に取るように全て見える化されてきて、身近にいて、ドキドキしてしまうほど。

これ、かなりエキサイティング。

 

子どもの脳みそはスポンジだから〜なんていう人がいて、その繰り返される表現がなんとなく好きじゃなかったりしたけど今ならわかる。

恐ろしい吸収力。教えたことをそのまますぐに使える力。そして最後に失敗を全然恐れない勇気。

臆病者な私からすると最後がかなり重要なようには思うけど、とにかくとにかくすごい。

 

私の語彙が足りずこの、子どもの学びのプロセスを目の当たりしてるスーパーエキサイティングな経験をうまく伝えられぬのがもどかしい、、

 

 

そして家でも少しずつ教えているけれど、もちろん幼稚園でも生きた英語というのか、ネイティブの英語をたくさん覚えてきては家で彼なりに披露してくれる。

最近のかなりのお気に入りはずっと、「uh oh」で、ちびぞうは、「uh ohって、やっちまったな!ってことだよ、かっちゃ!」と教えてくれる。

 

その訳、uh ohを使ったことのない全ての人に教えてあげたいよ!!!!!まさに!だよ!

 

今日も私に怒られたあと、とっちゃのところはこっそり行き、ニヤリと笑ったあと「uh oh」とつぶやくちび。

 

 

おぬし。なかなかやるな。

 

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ちびぞう、母への戸惑い

「ちびの成長を何よりも間近に、ぐっと近くでゆっくりのんびり観察したい、本当に今の時期はあっという間だろうから」
というのがウガンダに来た一番大きな理由(日本ではそれがなかなか叶わないど思ったので)。

でも正直戸惑いが多いのも事実なのです。
何がって
ちびと、どうやって過ごしたら良いのかわからないことがたくさんあるのです。

ちひぞうは5ヶ月になったと同時に保育園に入り、それから熱が出た時を除き、ほぼ毎日朝から晩まで保育園に行ってくれました。
たまに週末仕事をしなければいけない時は土曜日も行ってもらったし、0歳以降は熱も出さなくなったのでほぼ皆勤賞。
だから私、ちびとどうやって過ごしたら良いかよくわからなかったのです。


正直今もよくわからないのです。

本当に愛おしくて見ているだけで時間が経つ時も本当にあるのだけど、どうやって一緒に時間を過ごしたら良いのか、よくわからない。

やったことがないから。


日本にいた頃は、平日は毎朝ちびが起きる1時間前に起きて、朝ごはんを作ってちびを起こして顔だけ見てすぐ出かける。帰りは迎えて晩御飯を一緒に食べること以外時間を過ごす暇もなかった。

しかも、私はとにかく旦那さんに恵まれているので(惚気ではなくまぎれもない事実)、週に一度や二度も飲みに出かけたり舞台を観に行ったりしていて(夜の会議ももちろんのこと)、私がちびと過ごしていた時間は本当に少なかったと思う。ちょっと声に出すのは恥ずかしくて憚られるくらい。

だから今ものすごく幸せだと思う。
毎朝朝ごはんを一緒に食べることも。
幼稚園から帰って来た彼を見つめていることも。
お風呂に入ったり、一緒に寝ることもとにかく新鮮で幸せだなぁと思う。

ただ、本当にどうやって一緒に過ごしたら良いのかよくわからなくなる時があるんです。

そして、それはきっとちびも一緒。
慣れない母との時間が、彼にとっては新鮮であり、嬉しそうでもあり、なんだか違和感もありで、時々ストレスを感じるのかな、と思うこともあった。
母親と過ごしていてストレスなんて、と思われる方もいるだろうが、あるのだと思う。
一人の人間同士だもの。それは摩擦があって、何かちょっとしたストレスは生じて、全然おかしいことではないと思う。

一緒に過ごす時間が少ない時は私もとにかく短い彼との時間を濃密にしようと、笑顔で過ごすよう心がけていたし、怒ることは極力避けていた。全て根気よく説明したかったし、わかってもらえるまで繰り返した。
でも、一緒にいる時間が長ければ長いほど、彼のいろんな一面が見えてくる。それは本当に幸せなことでありがたくて、たまに黙って泣けてしまうくらいだけど、でも気になる場面に遭遇する回数もグンと上がる。
声を荒げて怒ることも増えたし、注意したくなることも増えた。これは3歳という微妙な年齢に関係することももちろんあると思うけど。


そしてちびはとにかく大人もイラっとさせるくらい口が達者なので、言葉の戦い。

イラっとして怒る私にちびも応戦して、戦いは繰り広げられる。戦ったり怒ったりすると疲れるから、喧嘩の後お互い疲弊する。

うーん、これで良いのだろうか、と悩むこともあった。
健全な形ってなんだろうか、と思うこともあった。

でも、なんだか最近は少しずつ割り切れてきて。
ストレスを感じてもいいか、慣れていなかったんだから。と思えてきて。
喧嘩してもいいか、これ、やったことがないんだから、と感じられてきて。

遊び方がわからないときは遊ばないことにした。笑

ちびが気が向けば私がやっていることを一緒にやってもらったり。
私が気が向けばちびがやってることを一緒にやったり。
相容れないときは相談してお互い条件を出し合ってやることを決める。

もちろん喧嘩に発展して、お互いアグレッシブになることもあるけど、それもいい。
感情を吐き出し合える存在ってみんなそれほど多くはないし、感情を吐き出し合える相手が今の彼にとって身近にはとても必要な気がしているし。
そして私も、少しずつ大きくなるちびと、きちんと向き合う方法をこうやって見つけていけることにストレスを感じながらも感謝を感じているし。

 


ただ、難しいです。
ちびも多分難しさを感じているんだと、思います。感じながらも一生懸命たくさんトライしてくれる彼に感謝しかありません。私も負けずにトライしよう。

きっと短いあっという間の1年間だから(もう一年切ったし)、トライアンドエラーでいこう。
エラーに次ぐエラーでも、トライしてよかったと振り返る時が来るかもしれないし。

 

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ちびぞう、初サファリ④ボートサファリで爆睡

はい。こちらは3連休です。

ちびはなぜか木曜日も休みで、4連休です。長い。休みが長い。今日は暑かったし学校のプールでみんなで泳ぎました。プールいーね!

 

さて、サファリ記事。最後です。

飽きている方ごめんなさい。

ほぼ写真にしました。

言葉で色々と説明するよりも見た方が早い!やっつけ感すごいのですが、とりあえずかいておこう。。笑 

 

 

 

ゲームドライブでたくさん動物を見た後はロッジでお昼ご飯を食べ、ウガンダのサファリならでは?のボートサファリへ!

ボートに乗って河岸に集まる動物を見ようというもの!水場に集まる動物もたくさん見れる上に最後マーチソンフォールズの近くまで行って滝も見れる!というスペシャルな?もの。

張り切って行ってまいりました。

 

ボートに乗り込むとビールを飲んでいる方発見!なんと飲みながらツアーできると!!早速ゲット。こちらが私のお気に入り、CLUBです。さっぱり。とにかくあっさり。水代わりに飲めます←

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でもやっぱりというか、案の定というか、もちろんというか、、ぬるいというかむしろあったかい。でももちろん文句言いながらも飲みます。ビールに罪はないもの。

 

さてサファリ出発。

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 結構色々います。

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カバ、ぞう、ワニ。。きりんも。

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 ワニが出て来てカバが大急ぎで走り去る姿が可愛かったり。

群れで動き回るカバはやっぱりすごい迫力で怖かったり。

 

結論、ボートサファリは私も未経験でかなり楽しめました。

何よりバンピーでぼっこぼこな道路を車で走るより、ボートはかなり緩やかな上に風があって涼しい!のんびりできるしボートの上は好きに動き回れるし。

肉食動物とか、動物の種類をたくさん見れるようなものではないのだけどマーチソンフォールズ来る予定の方にはお勧めできます!ゲームドライブを二回するなら一回はボートにするのがよいかも!

 

なんて、思ったボートサファリでしたが、おちびはね、ほぼね、、、

 

 

 

 

 

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寝てました。

爆睡。

 

乗ってほぼすぐ寝まして。2時間以上。笑

(ボートサファリの全行程が3時間ほどです。滝に向かいながら動物を見る時間が2時間、戻りに1時間)

 

帰り道ようやく起きて来まして

ご機嫌マックス。

 

ほんの少しのボート旅を楽しみました。

 

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ちびはもともと動物園がとても好きで動物を見るのをかなり楽しみにしていたのでとても楽しんでいました。

ただ、初サファリをするならもう少し年齢が上の方が楽しめるかも。

サファリならではの景色や野生感を感じられるのはもう少し大きくなってからかもしれません!

 

動物を見ることより今絶賛勉強中の英語で動物の名前を覚えることに必死になってる様子のちびでした。

 

 

翌週月曜日、ちゃんと先生に見た動物をいくつか伝えることができたよう。

そういう些細なこと?の方がサファリに行ったことそのものより、ずっと記憶に残ったりするものだよね。