ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、コミュニケーション苦難

ちびのことばかりでごめんなさい。

前回も書いたようにどうしても今は彼中心の生活なので(そうしようと思ってウガンダへ来たので)彼のことばかりになってしまいます。

いろんな人からメッセージやメールをいただいて「読んでるよ!」と声をかけていただくので、せっかくだから面白ウガンダ情報とかこっちの楽しい話をかけたらと思ってるんですけど、どうしてもそこまでたどり着かず。もう少し時間がかかりそうです。

(それ以外は私は英語の勉強+国勉強をしようとウガンダに関する本を読んだりとか、寿司を極めようと寿司をまいたり、マーケットへ行って食材を買っては料理をしたり、夏に行く旅行の企画を任されたので一生懸命調べたり、なんてそんなことをしています。こちらも別に記事にしても面白くなさそうか!笑 でもそのうち書きます。え?)

 

今朝のちび。

起きてしばらくすると

「今日幼稚園お休みだよね?」と聞く

「いにゃ、今日は幼稚園だよ」と返すと大号泣

(これまた声がでかいんです。小さい声でしくしく泣いてくれるといいんだけどw)

「お休みだと思ってた。お休みにしてよ!お休みに変えて!」と返すちび

「いやいや。まだ水曜日やし。何なら明日もお休みじゃないし明後日もお休みじゃないよ」と返す私(優しくない)

「いやだーーーーー!!!」と大声で泣き出したので、ちょっと話をすることに。

すると

「ちびちゃん英語が喋れなくて、みんなのことわからないから、わかってもらえないから行きたくない」と。

「英語が喋れないとお友達出来ないから行っても楽しくない」と。

「お友達ずっとできない。」と。

そして挙句の果てには

「鎌倉の保育園みたいなところだったらがんばっていくけど、幼稚園はいかない!」とキッパリ。(幼稚園=英語で話すところと思ってる。)

 

英語のことを言われるとそれはもうこちらもなんとも言い難くて、思わずうなづく。

相手のことが理解できないよりもやっぱり今は自分が話してることが理解してもらえないことが何よりつらいんだろうと察する(逆かもしれない、わからない)。

「みんな一生懸命ちびのこと理解しようと思ってくれているし、そのうち少しずつだけどみんなの言ってることわかるようになるよ。英語ができなくたってお友達にはなれるよ」と話してみるけど、沈黙。

こんな月並みなこと、大人でも言われても「うんうん」とは聞けないだろうね。

当たり前だし、わかっていたことだけど、苦しいだろう。

 

でもそんなことがあったと思えば、昨日お休み明けで幼稚園に戻ってきた初対面の女の子の話になり、「新しく女の子来たよね」と話すと。

「今日遊んだの」と。

「ちびちゃんが遊ぼうって話したら遊んでくれたんだよ。優しいよ」なんていうエピソードを紹介してくれたり

 

「ダメなときはねノー!っていうんだよ。いいときはね、グー!」なんてエドはるみぶりのどや顔で説明してくれたりすることもある。

 

行ったり来たり。

進んだり戻ったり。

一歩進んだら五歩くらい戻ってる時もあるかもしれない。

 

開始前から想定していた苦しさだけど、見ていると胸とおなかがきゅーっと締め付けられて私も涙しそうになる。

でもきっと大丈夫。一緒に乗り越えるわけではない、乗り越えるのはちびだけど、でも乗り越えるその姿、私も建さんも一時も目をそらさず見ているよ。

乗り越えたこと、必ずきっと君の糧になる。だから見ているから。

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