ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、言語同士はバーター?

ちびぞう、最近なんだか母親の私でさえびっくりするくらい、めきめき英語を覚え、話しています。

 

簡単な会話であれば英語でも徐々に成り立つようになってきて、テレビや映画も観れるものなら英語で観たい!というように。

 

彼にとって今の社会生活こそ英語だからまずはとにかく必要に迫られて早く習得したくて仕方がないんだな、ということと。

彼にとって今一番刺激的な存在である「友達」という存在が使う言語、それが英語だということ。これは本当に大きなことだろうなと思います。やっぱり人間って刺激に惹かれるものだから。刺激に惹かれ、そこから新しいことをどんどん習得していくんだと思う。

 

彼の発する歌や独り言でさえも英語になっていることが多くて、思わず耳を傾けてしまう。

そしてあれだけ嫌がることが多かった家族内での英語も全く嫌がらなくなり、むしろ私が日本語で話しかけた問いに英語で答えたり。そんな感じ。

それくらいめきめきどんどん発達する彼の英語のスピード。

 

 

 

 

 

 

それにひきかえ、日本語の成長スピードは正直弱まってきた気がします。

 

毎度話す通り、ちびぞうといえば口から生まれてきたような人で。

彼はとにかくずっとノンストップで喋り続けるタイプで。

どんどん大人っぽい喋り方になっていくので本当に他のことに比べ、お喋りについてだけ言えば同じ学年の他の子たちよりもできるようになるの早いのかな、という気がしていた。

 

そしてその成長スピードとといえばウガンダに来て、最初の3ヶ月くらいはおそらく変わらずで、「本当によく喋るなー」とか「また新しい言葉覚えて来たなー」なんて思うことの連続だったけれど、最近はそれの頻度が減って来ている気がする。

 

 

 

 

やっぱり言語はバーターなのか。

片方のメーターがあがると片方が目減りしていく。

両方同時に著しく成長していく、というのはなかなか難しいのかもしれない。

 

 

それ以外にも彼の言語の発達はいろんな葛藤を生んでいるんだろうなぁと思うことがしばしばある。

 

 

気持ち的にもやっぱり不安定。

言葉やお喋りがよりどころの彼にとっては言語の習得が生きる上でのキーだし、そこに小さい身体全部使って日々日々パワーを注いで今生きているんじゃないかなぁと想像したり。

 

ものすごく疲れるんだろうなぁ、とか。

 

 

ただこればっかりについてはしょうがなく。

彼が学びたい姿勢を見せてきた言語をその都度私としては教えていくしかないのかな、と思っています。

 

あとはとにかく見守る姿勢を出来るだけ崩さぬよう、気をつけます。

 

f:id:ranka_toba:20180510024857j:image

こどもの日に建さんがチテンゲで鯉のぼりを作ってくれました!!可愛い〜

 

言語云々はさておき、文化については日本のもの、海外のもの含め出来るだけ共有して私も学んでいこうと、そう思ってます。