ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、新しいお隣さん

空いていたお隣に。新しく家族が引っ越して来ました!

家族のお父さんはちびの通う学校の、英語の先生、

息子も娘もちびと同じ学校で、娘ちゃんの方はなんとちびの一つ上の学年ということで世界はせまい!

(娘ちゃんは7月生まれということで日本だったらちびと同じ学年かな。こっちは学年の初めが8月なので)

 

彼らの引っ越しにより、劇的に変化したちびの生活。

 

家の前や周りの共用スペースを彼らがキックボードでぐんぐん走り回るものだからまずその姿にちびはびっくり。そんな発想なかったもんねー。しかもそのスピードにびっくり。どちらかというと喋るスピード以外はゆっくり目のおちびなので、そのスピードに目が点に。

 

彼らの走り回る姿に感銘をうけたのか、カッコ良いと思ったのか、とにかく自らお気に入りのボダボダバイクを取り出し(ウガンダのバイクタクシーのことをボダボダと呼びます)、

 

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彼らの走り回るスペースにとりあえず参戦。

でも決してあまり近くにはよることはなく、

話しかけられてもだんまり。

 

ま、英語なんでね。

 

 

 

でも、たぶん仲良くなりたいんだ。

すごく、きっと仲良くなりたいんだ。

 

 

 

「ちびの家のトランポリンより大きいのあるからおいでよ!」とキッズらに誘われると

「かっちゃ、ついてきて、、、」と弱々しく私を呼びはしたものの、自らお隣の家へ。

(確かにものすごい巨大なトランポリンでした。階段登って入るやつ)

 

そこでもとりあえず行ってみたもののトランポリンにも入らないし、彼らと全く触れ合わないちび。

 

でも

 

「そろそろ帰ろうか」と促す私に

 

「帰りたくない。まだいたい。」

と頑ななちび。

 

「じゃあトランポリンやってみたら?」と聞くと、ただただぶんぶんと首を振り続けるちび。

 

結局まだなかなか触れ合うことはできていないけど、ちびの中で「仲良くなりたい」という熱い想いはどんどん膨らんでいるようで、ここのところいつも窓の外の様子を伺っている。

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こういうときに、

「とりあえず話しかけたらいいのに」とか

「ちょっと一緒に遊んでみたらいいのに」なんてついつい思いがちだけど、物事のハードルが一人一人違うことを忘れてはいけない、と強く思う。

 

私だったらやってみれることも彼にとってはものすごい高いハードルがあるかもしれないし、もちろん逆も然り。

親子だとついつい重ねてみてしまうことがありがちだけれど、当たり前のように彼は別の人だから。彼の難しさは私にはわからない。

特に対人関係においては考え方や捉え方、コミュニケーションや人との距離の取り方全てにおいて本当に大きな個人差がある。

ましてや彼が彼の武器である「おしゃべり」が使えない環境にいるとき、どれだけ心細く思っているか、は忘れてはいけないなと思う。

彼は彼のペースで。

ちびはちびのペースで。肝に命じなければ。

 

それにしてもこれからきっと毎日のように顔を合わせるお隣さんキッズとどんな形で触れ合っていくのか。。

 

母、目が離せません!面白い!!