ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、「大丈夫」だよ。

月曜日は私は料理教室の日。

開始一時間前くらいから学校に行き準備をして午後一時間20人の5歳から8歳くらいまでの子どもたちと大騒ぎ!

 

とっても楽しい教室だけど終わった後にドッと疲れが出ます、、、今日は昨日の疲れからか本当に起きられなかったー。気がついたらちびをおこさなければいけない時間になってました。笑

そんなバタバタな月曜日。

 

そんな月曜日はちびのお迎えには建さん。私がバタバタしているのでお迎えをお願いしているのですが、、、

 

料理教室を終えて家に帰ると、あれ?

なんだかおかしい。

なんかおかしい。

 

だいぶ前に帰宅しているはずのちびの荷物が玄関に置かれているし。靴もその辺に。。おや?

 

と思って聞いてみると私の顔を見るなり建さん平謝り。

 

どうやら昼寝してしまったらしく、気づいたらちびを迎えなければ行けない時間をとうにすぎていたとのこと!

わお、びっくり。

最近頑張りすぎて建さん色々疲れていたんだなぁと思うけれど、それより先に軽く怒ってしまった私。

「えーーちょっとー!!」と怒る私に

「大丈夫大丈夫。大丈夫よ、かっちゃ。大丈夫なのよ。」とちびぞう。私が振り返ると「全然大丈夫よ。」と繰り返す人。

 

でもいつもの時間に来ないお迎えと、次々に帰っていくクラスメイトを見て何を思ったかな、とか、先生が「お迎え少し遅れてるのかもね」などと話してくれてもわからなかっただろうな、とか一人でポツンと待ってたのかな、なんていろんなことを想像すると私は。。。

 

ただ、言うまでもなく猛烈に反省しまくっている建さんをそれ以上責めるわけにはいかないので、今後気をつけようねと約束する。わたしにもできることはあったかもしれない。

 

そして建さんを怒ってしまった私は自分も反省。

そして何よりちびの優しさに感謝!

寝る前に再度謝るとっちゃに対しても「大丈夫よー!」と。

 

 

思えば最近すっかり「大丈夫」が口癖なちび。

断るときにも「大丈夫」を使うし、誰かが失敗したり、謝ったときにも必ずと言っていいほど「大丈夫大丈夫」と言ってくれる。

 

そういえば

英語が話せないちびに先生が安心させてあげたいからと、「it’s okayを日本語で教えてほしい」と言ってくれたのが3ヶ月前。

それからことあるごとにちびに安心感を与えようと「ダイジョーブ、ダイジョーブ」と伝えてくれていて、多分ちびはそこからキャッチしたんだと思う。まだちびは英語がわからないから先生の言ってくれる「ダイジョーブ」には敏感になってると思うし、紛れもなく今の彼を支えてくれている言葉に違いない。

 

 

思えば大丈夫って本当にいい言葉だ。

その言葉で誰かを許してあげることもできるし、誰かを安心させてあげることもできる。勇気付けてあげることもできれば、失敗から立ち直させてあげることもできるかも。

 

日本語の環境の中にずっといたらきっと彼の心にそこまで根を張ることのなかったかもしれないその言葉が、今のちび自身に安心感を与えていて、またちびが発することで私たちが幸せな気持ちになれること。本当にすごいことだなと思ったのでした。

 

言葉のパワーって、とてもすごいけど、今くらいの時期の子どもたちにとって周りの大人が使う言葉のパワーは本当に半端ない。

私が使ってしまうネガティブな言葉が彼に移ることは、彼だけにでらなく、それを転用して使う彼の周りや、彼の人間関係にまできっと影響を及ぼしていくから。もちろんもちろん逆もしかり。

 

私もちびの口ぐせを拝借して、優しい言葉をできるだけ使わねばと誓ったわけであります。