家族でアフリカに住んでます。

アフリカ生活における家族の記録。主に息子ちびぞう(3歳)のおはなし。

ちびぞう、同じ釜の飯

同じ釜の飯を食べる、という言葉があるくらいだからやっぱり一緒に食事するって本当に大切なことで、誰かと食事するとその人との距離が一気に縮まるような気がするのは全然勘違いなんかじゃないと思う。

我が家はみんな食べることが大好きで、ちびもしかり、なので、誰かと集まるときや誰かと時間を過ごしたいときは必ず食がくっついてくる。

もともと私も建さんも人を家にお呼びすることも大好きだから、ちびは小さい頃から家族以外の人とご飯を食べることもとても好き。

 

そんな我が家がウガンダへきて。

最初は様子見かなぁ、と思ってお昼ご飯前に幼稚園から帰宅していたちび。

突然のウガンダだし、英語だし、幼稚園だし、最初から食事までして帰ってくるのは無理強いかなぁ、と思ったのがその理由。

だから帰宅はいつも12時頃。

みんながお昼を食べに行く中ちびだけ帰宅していた(帰宅の時間はお昼前、お昼直後、3時頃までと3パターン)

 

家でお昼ご飯を食べながらその日ちびに幼稚園で起こった出来事を聞くのも大好きだったので、それはそれで楽しく、我これはこれで、このままでも良いかなぁと変化をあまり考えていなかった。

 

だけどある日幼稚園から帰ってきたちびが私に一言。

「ねぇ、ちびちゃんもみんなと一緒にお昼食べたい」

 

そんなことを言ってくれるなんて嬉しくて、つい大喜びしそうになるのをじっとこらえ、

「本当に?じゃあみんなとお昼食べてからおうちに帰ってくることにする?」と聞くと

 

「うんっ」と大喜び!

「幼稚園のご飯美味しいと思うよ!」とちびぞう。

 

そして先生と相談したりして、いよいよちびが幼稚園で食事をしてくる日々が始まりました。

ちびのいく幼稚園のお昼ご飯はマルチカルチャーなごはん。

イタリアンだったり、アジア風だったり、インドっぽいものやウガンダっぽい食事も。

 

それにちびたち小さい子どもたちの食事はちびたちも使う学校のキッチン(家庭科室みたいな?)で、学校の畑で作られた野菜を使って、作られているらしいのです。

日本の保育園のときもそうだったけれど、そんな風に大切に作られた食事を友達や先生と共有できるなんて最高すぎるやん!(それに加え私はもう昼ごはんを考えなくて良いという!笑)

 

食べることは大好きなちびなので全く心配してなかったけれど、初めて幼稚園でご飯を食べた日。迎えに行くと開口一番。

「かっちゃーご飯美味しかったんだよー。たくさん食べた!いっぱい食べた!」とのこと。

その後も食べた食事について味や形状を一生懸命説明してくれる。

どうやらラザニアだったらしいんだけど、ちびは

「パンの薄いみたいなものに肉とか挟まってた!サンドイッチみたいなやつよ」と説明してくれた。

どうやら家で作るラザニアとは違うらしい?私も興味津々!

次の日は「ポテトが辛かったんだけどオレンジ食べたら辛くなくなって食べられたよ。でもポテト一個にしといた」だって!

 

また新たに、私たちが知らないちびが持つ世界が増えて 、これは本当に幸せなことだと思う。

帰宅したちびがその新しい世界を私たちに教えてくれてまた私たちの中の世界が広がる。

 

それに給食は同じ学年のお友だちだけでなく上の学年の子たちと一緒に食べるようで、幼稚園の中でのちびの世界も一気に広がった様子。

 

迎えに行くと話しかけてくれる他学年の友だちも増えたし、ちびの口から聞く友だちの名前も増えた。

 

純粋に一緒に過ごす時間が長くなる、だけでない何かが食事の時間を共有する、ことにはあるんだなぁと改めて実感。

 

私自身もここに来て色んな友人のお宅に呼んだいただいたり、我が家にお呼びしたりしてお食事を共にしたりするけど、食事を共にするとぐぐぐと距離が縮まっていろんな話ができるなぁと思う。

 

明日はブラジル人のご近所さんのバースデーパーティー。

エリトリア人の友人はみんなファスティングをしてるので(肉や乳製品を食べない)、みんなでベジタリアンの持ち寄りを考えたり。

そんなこともとても楽しい。そんな時間をそんな風に共有できることも嬉しい。

 

食事の背景にはいろんなエピソードがたくさん濃縮して隠れていて、そんなエピソードをここにいる間にあといくつ見つけていけるんだろう、と今から私、ワクワクするのです。

そしてちびにもたくさんたくさんそんなエピソードを拾って帰って欲しいなぁと思うのです。

 

ちびの給食の時間が引き続き日々楽しいものになることを願って。