ちびぞう、英語界での葛藤。
「本当に口から生まれてきた感じですよね」
とどこへ連れていっても言われるちびぞう。
小さいときからおしゃべりがとにかく好きで、寝ても起きても喋っ
眠りにつく前にはいつも1人でその日の出来事とかを反芻して1人
とにかく本当に言葉通り「口から生まれてきたような人」だ。
その彼が全部英語の幼稚園に通い始め、どんな反応をするのか。
気になるとともにとてもとても心配でもあった。
周りが英語を話すということは理解しているけど、
自分のおしゃべりで人を喜ばせることが大好きなのに、
親の不安や心配は尽きないもの。
そして幼稚園1日目。
特に言語については何も触れていなかったけど
「トイレ大丈夫だった?」と尋ねると、
「あー先生勝手に連れていってくれるから大丈夫だよ。」とのこと
朝預けてからこっそり様子を見に行くと、
同じクラスの男の子に一生懸命日本語で話しかけていた。
「自由なんだよ!選択は自由だ!」とクラスメイトに話しかけるち
お友だちもまさか初対面の日本人にフリーダムについて語られてい
そして2日目
まぁ行きたくないとごね、いろいろ大変な朝ではあったが、
帰り道、翌日の話になったので「明日はプールだってよ」
「ちびちゃん入りたくないわ」と。
「じゃあ入らないって先生に言ったらいいんじゃない?」
「あー先生はね、英語の人だから入りたくないって言ってもわかん
そのとおり。
「じゃあかっちゃから先生に言っとくね。入りたくないみたいです
「んー書いといて」とおちび。
ほほう。
コミュニケーションに対してすごく前向きだし、打開策を建設的に
学ばせられることがとても多い。
私は理解してもらえないとどうしても心を閉ざしがちになってしま
それは言葉の問題だけではなく、人と対話をしているときに、
どうしても理解が難しい人には心を閉ざしがちだし、
彼にとって、
子どもの方が適応能力があるなんてそれは嘘だと思うし、
だからこそ、彼の姿をきちんと観察して、
私も一緒に考えなければと思ったのでした
まだまだこれからです。