ウガンダから帰国しました。

アフリカから帰国した家族のお話。

ちびぞう、You are amazing!!

イースターの休みがとうとう終わりました。

 

長かったぜ。笑

この辺の他の学校だと追加であと1週間くらいあるらしいです。

あんまり長く休むとようやく慣れた学校生活も逆戻りしてしまいそうで怖かったのでよかったかなぁと思います。

ちなみにドキドキのお休み明け1日目ですが、ちびは嫌がることもなく、ハッピーに行ってくれました。

先生も「全くいつも通りでニコニコでしたよ!」とのこと。よかったよかった。

 

いろんな気持ちの葛藤があると思うけれど「楽しくしたい!」と思っているちびの気持ちは日々強く強く伝わります。それが一番大事だしすごくかっこいいなと思うこと。

私たちができるのは応援のみです。

 

 

そして休み中、せっかくこの3ヶ月で覚えた英語がどんどん消えていくと残念かなぁと思い、英語のDVDを何枚か用意していました。

 

あまり普段アニメも見ないし(見るのは宝塚もマイケルジャクソンのみ笑)、テレビ見ると眠くなる人なのだけど、せっかくだから好きな英語のアニメとかできるといいなと思っていくつか見せてみることにしました。

 

それも。

最近北欧の友人とかと話をしていて、彼女はずっと母国で生活をしていたのに英語がとても上手なことに感動して、、、

なんで?発音も綺麗だし、というと

「小さい時からテレビとか英語で見てたしなー」と。

え?そこ?

と思いつつ、私自身海外ドラマを見ると俄然英語がブラッシュアップされる気がしてるので、ちびにも有効かなと。

 

そんな中イースター中何度か見たのが

「FROZEN(アナと雪の女王)」

ミニオンズ」

 

ミニオンズは大好きなんですけど、まぁ結構ミニオン語だしね。でもなぜかわかってないはずなのに要所要所大声で爆笑したりしていて、言語がわからなくても楽しめることに感動。いいね!

 

そしてアナ雪はたぶん日本語で一度見たことはあるんだと思うのだけど、ちびはミュージカル大好きなのもあり、どハマり。

 

 

 

そしてアナ雪を見てしばらくしてから突然私に

You are amazing mummy!

と言い出したのです。

 

てっきり幼稚園で覚えてきたのだろうと思い、「先生そんなこと言ってくれるの?」と聞くと、

ぽかんとしたかおをして

「先生が言ったんじゃないよ、アナが言ってたじゃない!」と。

どうやら映画の冒頭のシーンでアナがエルサとあそんでいるとき

「This is amazing!」と喜ぶのを見て応用したらしい。

 

 

まじか。

 

 

まじか。

 

 

まじか!!

 

「どういう意味?」と聞かれたので説明してあげたけど、映画の中のアナの表情や前後の雰囲気を見てプラスな意味だということは理解していたようだし、使い方は間違ってなかったので、びっくり。

 

改めて映画やテレビを見るのは英語学習に有用だなぁと思いました。

 

もちろん見たものを消化する際のプロセスに大人や周りが付き合ってあげることが不可欠だと思うんだけど。

今回のこともちびが何気なく話したことを周りでキャッチして、消化することに付き合ってあげられたからすっかりAmazing!をマスターできたちびです。しょっちゅう使っています。いいよね。ポジティブな言葉はどんどん覚えて欲しい。

 

さて、そんなこんなで英語をどんどん吸収していくちびですが、私は母親でして。前にも書いたように心配するのが仕事。。で。笑

 

言語に関しては色々諸々心配事や考え事があります。悩ましい。

 

それはまた次の機会に書きたいと思います。まだまとまらず。。

 

今回はとりあえずちびの吸収力、そしてディズニーの力に感動した、というところでまとめておきます。

ちびぞう、跳ぶ、飛ぶ、跳ぶ

我が家のちびぞうさん、どんどん成長し、みるみる大きくなり、もうすっかり最近は、The 体力の塊です。

 

子ども体力ってほんとすごくないですか?

 

エネルギーが有り余ってる感じがあり、エネルギーが有り余るとお互いに良くないなぁということに気づきました。

逆にパワーを発散できるとやりきった感じでからも穏やかになるし、夜もよく眠れるしご飯もたくさん食べれるし。いいことづくし。

ってことで彼にいかにその日のエネルギーを使い切ってもらうかということが課題なわけなんですけど、それって日本にいてもこちらにいても、永遠の親の課題です。

こちらは庭が大きい分走り回ってもらったりして発散してもらえるけど。。とはいえやっぱりただ走るだけじゃあね、、、一緒に走ったりしてると私翌日果てしない筋肉痛ですわ。

ウガンダは子どもが遊びに行くような公園とかもないので(サファリ国立公園はあるけど!笑)、学校の校庭で遊ばせたりと試行錯誤。

 

なぁんてことをこちらのお母さん友だちに相談していたら、みんな「あれ」をすすめるわけです。

 

「他のおもちゃやお庭の遊具は全然ダメ!すぐに飽きるし、やっぱり「あれ」だよ!」

「もう15才になる息子もずっと「あれ」で毎日あそぶわよ!犬と一緒にやったり。。」

「もう兄弟で必ず一日一回は「あれ」で遊ぶよね!体幹も鍛えられるらしい!」

 

みんな口を揃えて勧めるもんだからさ。

 

 

あれ、、

 

 

買ってみました。

 

そうです!!

 

 

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これー!!!

 

トランポリン!

 

この辺の家だとみーんな家に持ってて。

どこの庭にもあるこれこれ。

 

お友だちの家とかで遊ばせてもらったりしていていいなぁと思ってたんだけど、、

 

とうとうゲットしてしまいました!!

 

 

はぁ、、ありがとうございます。

おじいちゃんおばあちゃんの力です。

 

これは絶対買い取ってくれる人がいるから、ってことで短い期間しか使わないけど、庭にトランポリン設置!!

 

 

 

 

トランポリンさ。

 

めちゃ楽しいよ。

 

 

めっちゃ楽しい!!

 

 

もちろんルールをしっかり決めて。

 

遊んでます。

 

危ないからね。

事故も多いと聞くし。

 

なので、大人もルールを守って交代交代にやってます!!

 

楽しい。

これ楽しい。

 

 

飛んでるとなぜかみんな笑顔になる不思議な法則があって。

声を出して笑っちゃう。

だって真面目な顔してやるのってなんか変なんだもん!真面目な顔とか怒った顔してトランポリン乗らんでしょ。とりあえず笑っとくでしょ。

 

だから飛んでるとみんなニコニコ!

それぞれ順番に飛んで

飛んでる人がニコニコして、横で見てる人もそれを見て笑っちゃう。

そんな幸せな感じです。笑

 

 

ちびはもちろん朝起きてから夜おふろ入るまでずっとやってます。笑

 

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二人して一生懸命組み立ててくれたおかげです。

 

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私が助けを申し出たら優しくお断りされました笑

足手まといになるからね。

 

これでしばらくちびの体力消費トリガーを考えずに済みそうです。

飛べ飛べ〜〜ぃ!

 

6年間での私の変化

私ごとですが、我々夫婦、無事にエイプリルフールにて6回目の結婚記念日を迎えました。

結婚7年目に突入!!

あっという間でした。本当に。

 

 

 

そうそう、そういえば先日、夢を見ました。

 

オシャレで可愛いお友だちと食事に行くという予定が2時間後に迫っているのに、その日の自分の格好がどうしても気に入らなくて、着替えたくて待ち合わせしている表参道の駅周辺を走り回る夢。
何か買って着替えようと思うんだけど、思うようにイメージにマッチする服に出会えなくてひたすら焦る、そうそんな夢。

焦りながら目が覚めて、クスリと笑ってしまった。

夢に見たけど決して珍しいような状況ではなくて、過去に実際何度も経験したことのあること。
出かける日にクローゼットの中身を全てひっくり返して焦り、買い物に走ったこと。

それくらい、誰に会うか、どこで会うかに合わせて色んな服やアクセサリーを次々と買って、使い捨てのように使ってる時期もあった。

 

 

結婚してこの6年間で本当に暮らし方がたくさん変化したと思う。

生活の仕方や時間の過ごし方は本当にちびが生まれたのもあって大きく変化したけれど、決してそれだけじゃない。

私の場合住む場所が大きく関係しているなと思う。

都内に住んでいたとき、明らかにわたしは必要のないものまで欲していたし、身の丈に合わないものもたくさん買っては身につけていた。欲しいと思ったらなんとかして手に入れたかったし、それは本当にそれが欲しかったのか、それを身につけた自分になってみたかったのか。どちらでも全然良いって思うんだけど、かなり多分背伸び気味だった。

鎌倉に引っ越してからだいぶ地に足がつくようになって、ちびが生まれたこともあってスニーカーが似合うような人になりたくなって(ほぼただのズボラだったけど)、生活のスタイルや買い物のスタイルとか、かなり大きく変えられたと思う。

お金をそんなに使わなくても楽しい時間がたくさんあると知った。一つのものを大事に長く使うことを知った。年齢やそれぞれなスタイルによって似合うもの身につけるべきものが違うことを知った。なんどもいうけど、これは多分、私の場合はちびが生まれたからというより、住む場所が変わったから。周りの環境が大きく変わったからだ。

 

都内はキラキラしすぎていて。気後れしてしまうくらい(毎日都内へ通勤していたのはさておき)。

 

今回ウガンダに来て、生活をゼロにして、色々リセットしたいなぁ、色々まっさらにしてみたいなぁと思っていたけど、それは、日本にいたのでは私、それが本気でできる自信がなかったから。

東京にいると物が溢れていて、どんどん新しいモノが欲しくなる。世界がキラキラしていて、美しくて、私もこの世界に身の丈を合わせるためにこのキラキラしたものを手に入れなきゃと思ってしまう。それは私が本当に必要なものか、わからないのに。

 

ウガンダに来てから大事なものって本当にそう多くはないなと気づきました。

ウガンダに来て、必要なものって本当にそんなにないなとわかりました。

 

クローゼットに何十枚、下手したら何百台の服が仕舞われてなくても、新しい化粧品情報に敏感じゃなくても、銀座の美味しい有名なレストランに足しげく通わなくても、別に良いんだなと今は思います。

 

もちろんそれぞれの世界に、その世界が持つ良さがたっぷりあるわけだけど、私がいいなと思うものとは本当は私に似合うものと少しずれていたようだし、無理していたんだ、と気づけました。

 

6年間たって、ウガンダに来て、ようやく気づけた。

 

 

そして6回目の結婚記念日。建さんが私にプレゼントしてくれたのは

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ちびちびクマのぬいぐるみ。

いま無職だし、と手作りできるもの。

これが今の私たちの家族をとてもよく表しているようですごくすごく嬉しかった。

 

それからお揃いのTシャツなんかも

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6年前の私だったらこのプレゼントで満足できなかったし、これの良さもきっとわからなかったと思う。

 

6年間かけて生まれた一つの答えがここにあるなぁ、となんだか嬉しくなりました。

ちびぞう、エンテベ動物園に行く

先日のブログにも書きました通り、

ちびぞう、現在10日間のイースター休みを絶賛満喫中でございます。

 

休み、、、長いぜ。

やれることに限界があるぜ。

もう色々と飽きて来たぜ。。

世の中の家で子育てをしている全てのお母さんよ!リスペクト。

 

ってことでですね、、日々試行錯誤なんですが、休みのうち1日はエンテベ動物園へ行って来ました!!

Uganda Wildlife Conservation Education Centreというところ。

 

野生動物の保護施設ですが、入場料バッチリ支払うのでやっぱり動物園のような感じよね。

結構金額します。

入場料は

Foreign non resident: 15 USD

Foreign resident: 10 USD

 

http://uwec.ug/our-rates/

詳細はこちらをチェック↑(結構頻繁に値上がりしているようなので、、、)

 

飼育員体験ができるbehind the scenes というプログラムもあったりします。これはちょっと高価なのだけど餌やりをしたり動物にさわれたりとプログラムの内容は、盛りだくさんのようです。この日もたくさん飼育員体験されている方がいました!小さい子から大人まで。

 

今回我が家は人数も多いので中を散策したのみ。

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入り口。

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立派なキリンがお出迎え(もちろんニセモノです。)

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この日はイースターサンデーだったので、人も少ないかなぁと思いきやかなり賑やか。

インド人の人がとっても多かったなぁ。

ウガンダであまり多くのインドの人に遭遇しないので(アミンの時代背景からか他の東アフリカの国より少ないと思う)、かなり多くのインド人にびっくりしました!子連れも多くてみんな可愛いんだこりゃ。

 

料金窓口でお金を払い、入り口で支払ったレシートをチェック。

今回パスポートコピーのチェックをされませんでしたが、レジデント料金で入場する場合など、入り口でチェックされるケースが多いと思います。

持参しておきましょ。

 

で早速中へ。

 

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こんな感じのラインナップ。

(まだ他にもいます。下記参照)

 

その日によって見れる動物が違うようなのだけど(飼育員の数などで)この日はたくさん見れました!

上の写真以外にも

 

シマウマ

チンパンジー

ハシビロコウ

バッファロー

インパラ

ウガンダコブ

(以前私のブログでインパラをシカと紹介してる箇所があったかも。。ごめんなさい。。。インパラはウシ科です。)

 

あとはヘビのスペースがあって

ニシキヘビやコブラも!

 

チータ

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ワニ

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鳥類もたくさん(ごめんよ、、鳥さん。ほんと鳥の名前が覚えられない。。)

 

以下写真バババと。

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(これこれ!この写真に写ってる車に乗って餌やりしてた!)

 

 

総評としてはとても楽しかったです。

ちびぞうくらいの年齢の子どもだと自分の足で全部歩き回れるくらいの広さなのでちょうど良い。

程よい広さの割に動物たちはかなりゆったりしたスペースを確保してもらっているので、気持ちよく見学できました。

 

基本は東アフリカにいる動物ばかりなので、サファリに行けば大体のものは見れるのだけど、こうやってまとまって、かつ近距離で見れるとは子どもたちと動物の詳しい特徴などについても話ができるし、より印象に残るのかもしれません。

実際ちびはサファリのときは遠くにいるチーターはほとんど目視できず文句たらたらだったので今回の動物園で大満足してました。

 

サファリへ行く前にこちらで近距離で見学しておくのもいいし、サファリのあとの復習として動物を近距離から見るのもありかも。

いずれにしてもウガンダは子連れで遊びに行く場所はそう多くもないので、こちらオススメです。

 

旅行の場合は帰りエンテベ空港へ行く前に寄るのもいいと思います!

空港から車だと10分程度です〜〜!

 

 

 

 

ちびぞう、未体験飯との遭遇③

以前、食いしん坊のちびが受け付けられなかった食べ物があった、という話をし、それをブログに書く書くといいつつ、すっかりそのままになっていた!

 

その食べ物、実はちびぞうのすっかり克服してしまい今更感があるのですが、、

ちびが口に入れて美味しいと言わなかった食べ物って多分私の知る限り初めてだったので記念に記事にしておきます。

 

 

ちびが最初食べた時に一度「これ食べられないー」と口からペロリと出してしまったもの。それは、、

 

 

 

インジェラ!!

 

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エチオピア+エリトリア料理のインジェラ

 

インジェラとはイネ科のテフの粉を2-3日かけて発酵させ、巨大な鉄のフライパンで片面のみ焼いたものをソースと一緒に食べるもの。

基本インジェラを食す時はフォークやナイフを使わないのでインジェラを使ってソースを食べる感じの食べ方。写真でお皿のようにソースの下に引いてあるのがインジェラ

 

ものすごく大きいのが特徴。

どうやらエチオピアエリトリアにはインジェラを焼くためだけのフライパンが売ってるらしく、本当に大きい。日本の台所だと置く場所すらないわな、多分(でも私密かに欲しいと狙ってる笑)。

 

このインジェラに使用されるテフ、栄養価がものすごく高く、スーパーフードともてはやされ、アメリカなどで大人気になっているとのこと。で、大人気になり過ぎて輸出制限中で、なかなか外の国では手に入らなくなっているのが現状らしい。

あ、でもウガンダでは買えるようです。

 

 

このインジェラ、私自身は大好物なんですが、酸味があり、かつにおいもあるため苦手な方も多いとのこと。

どちらかというと男性の方が苦手なケースが多いと聞きます。もちろんケースバイケースだと思うのだけど。。。

靴下を食べてるみたい、、なんて表現も聞いたり聞かなかったり?

そんなインジェラ!日本ではあまり食べられる機会も少ないしエチオピアエリトリア料理のお店も日本には多くはないので、ウガンダで食べること、楽しみにしていました、私(タンザニア時代にはよく友達と連れ立って食べに行ってた)。

 

そんな話を仲良くさせていただいてるご近所のコミュニティの方々に話したところ、、、周りたくさんいたんです。エリトリア人もエチオピア人も!

彼女たちが次から次へと家へ招いてくれ、インジェラとコーヒーを振舞ってくれる。。

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(友人宅での食事。サモサものってますが。)

 

そして必ず、帰る際にインジェラ持ち帰らせてくれるのです。(彼女たちって本当にもてなしの精神の人たちで本当にいつも温かくもてなしてくれます。そしてご飯が美味しい。コーヒーも美味しい。優しいし、私はすっかり虜です。)

 

その持ち帰ったインジェラをちびに食べさせてみたところ、、、

 

「これ好きじゃないかも、、」という反応。

 

あらあら、さすがにちびにも食べられないものあったのか〜〜。これは苦手な人も多いし当然の反応だな。と納得していたのですが。

何故か次に持ち帰った時にはパクパクと食べているではないか!どうやら学校のInternational Culture Dayの際に食べたようでその時すっかり克服したらしい。

 

そしてイースター中にエリトリアレストランに家族連れ立って行ったところ、辛いソース以外はパクパクと食べてました。すっかり克服してるやんー。

 

 

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建さんも大好きになってくれたみたいで我が家はすっかりインジェラ大好き家族に。

 

こちらにいる間に食べ溜めしておこう。そして作り方教えるよ!教えるよ!と言ってくれる友人たちに少しでも教わって帰り、日本でもできることなら食べ続けたい。。この病みつきになる感じを日本の友人とも共有したいと願う日々です笑

 

 

ウガンダ生活、Quarterly Review + Update

我が家がウガンダに移住してきて、四半期が経過しようとしています。

 

 

 

何も決めず、

ちびとの時間をより多くとりながら

元気で家族楽しく過ごせるといいなぁと思ってウガンダへ来て早3ヶ月。

 

正直、ものすごく早く過ぎてしまい、焦っているところもあります。

1年間って多分本当にあっという間だよね、きっと。と家族で話しながらきたんですが、もう本当にその通り、あっという間に、あっっっという間に過ぎてしまった3ヶ月でした。

 

でもあっという間に過ぎたこの3ヶ月の間にもいろんなことがありました。

まさにこれからの滞在の準備期間の3ヶ月だったかな、という感じです。

 

自分のための備忘録として家族それぞれの3ヶ月をここに振り返っておきます。

 

■ちびぞう

本当に一番変化が多くきっと一番大変で一番頑張った人。

家族との時間が多いことに戸惑い、ウガンダの環境に戸惑い、鎌倉からの別れに戸惑い、英語界そして新しい幼稚園にと、大きな変化に戸惑い乗り越えようと常に戦い続けた人。

まだ彼は多分、今彼自身がどこにいて、鎌倉からここがどれほど離れていて、ウガンダがなんなのか、国がなんなのか日本ってなんなのかも全く理解していない、全然。

でもいつもいつも必死に前向きなちびに私は毎日元気をもらっています。

 

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(庭の畑からバジルペースト用のバジルつむ人)

 

■けんさん

本当に一番落ち着いていて日々自分の歩幅で歩き、楽しそうだった人。

英語ができないはずで、人見知りのはずで、義理の両親との完全同居なんて戸惑いも多いはずで。

でもけんさんにはそれが一切ハードルになっていないように、見えます(実際は努力してるんだけど、きっと)。

英語はどんどん上手くなっていると思うし(というか多分語学センスがあってキャッチアップが早い)、人見知りな中でもすでにけんさんのファンを見つけてる。

ぬいぐるみはもちろん、お洋服も最近は作り始めて、なんだかもう何屋なんだかよくわかりません。ただ日々楽しいことを見つけるスペシャリストなので、本当に毎日楽しそう。無理なく楽しくやりたいことを確実にこなしてる感じに見えます。

そしてこちらでの生活もけんさんのポジティブさや、楽しさに毎日救われている感じです。

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■わたし

三人の中で一番多分スローだった私。

正直どうやって過ごして良いのかよくわからず、でもとにかくまずはのんびりしようと心に決めてやってきたので、それはクリアです。

三食しっかり食べて、適度に運動して、とにかくたくさん寝ています。笑 

 

3月に入ってからは学校でボランティアもしつつ、いろんなコミュニティに仲間に入れてもらったりして、楽しい集まりに参加させてもらっています。

日本にいると接することの少ないアフリカの他の国の方々とたくさん接する機会をもらって、彼らの文化に触れさせてもらったりいろんなことを体験させてもらうことが最近の一番の私のエキサイトメントです。

 

あとはとにかく料理してます。

まっさらになった今、好きなことばかりやりたくて。台所によく立っています。

それこそいろんな国の人たちに色々料理を教えてもらったりしているから、帰るまでに色んな料理をマスターして帰ってからも家で作りたいなぁ。

 

今日からイースター休みでちびはなんと十日間も休みです。笑

家族みんなが楽しい過ごし方を模索しながら、心地のよい休みを過ごしたいと思います。

 

4月からはさらに楽しくなる予感。私たちの活動やいろんなあれこれ、引き続きブログに細々書いていこうと思います。

ちびぞう、そのまんま受け入れる

(なんだかとりとめのない話だけど私の中では気づいたとき衝撃で、そしてとても大切な気づきなので記録に残しておきたくて、、、)

 

ウガンダにきて、インターナショナルな環境で生活するちびと話していて、これって私にはできない、と思うのは目の前の状況をまるっと受け入れる力。本当に羨ましくて本当にリスペクトしてる。

 

 

昔の記事に、まだちびが全く初めて幼稚園に行き始めた頃のことを書いたけど、

その時からそうだった。

「先生は英語の人だからちびちゃんの日本語わかんないのよ」と困ってはいたけど、

「なんでわかってくれないの?」とはならなかった。最初から「先生は日本語がわからない。英語しか話せない。」ことを「理解」し、「受け入れ」ていたように思う。その状況にかなり困っていたし苦しんでいたけど(もちろん今も)、その状況はその時からそのまま受け入れていたちびさん。本当は疑問に思うことで新しい面白い気づきがたくさんあったのかもしれないけど、少なくとも今の彼にとってはそれらのことは瑣末なことなんだと思う。

 

今もそうだ。

自分が話す日本語が理解されないのをわかりながらも、ギャグを言ったり、自分の好きな言葉を披露したりしているらしい。それでいて彼は私にいうんだ。

「ま、みんなわからないんだけどね」と。

 

 

そんな彼は、こちらに来てから、ただの一度も、他の国の子たちの肌や、目の色、髪の色について質問をしたことがない。

 

ちびぞうのクラスの子は本当に多分全員一人一人の人種が違っていて、肌の色も目の色も髪の毛の色も形状もみんな全く違う。

でもただの一度もちびの口から友達の見た目に関して、疑問が出たことがない。別名なぜなぜ星人の彼から、ただの一度も。全ての会話を質問に変えられるんじゃないかというくらい質問したがる彼から一度たりとも。

 

だって多分彼は、きっと彼は、一度もそれに関して疑問を持ったことがない。

 

我々大人同士だと、第三者の説明をするときに、肌の色や人種を例に出して説明しがちだけれと、ちびの場合はそれもない。

 

「新しい子が入って来たんだ。」

というちびぞうに

「どんな子?」と聞くと

 

「んー。ちびちゃんより少し小さくてね、女の子だと思うよ、多分ね。」とのこと。

 

「んー。そっか。どこの国の子だろう。肌の色、どんな色?」と私が聞くと

「ん?どういうこと?」と。

 

子どもたちのコミュニケーションの中で属性の話をし出すことってずっとずっと後のことで、それまではそんなこと全く関係のない、本当にフラットな世界に生きているんだなぁと改めて思う。

 

属性に気づいたり帰属意識が生まれたりすることによる良いことももちろんたくさんたくさんあると思うけれど、そんなことを一切考えず、常にただの一人の人同士として向き合う彼等が本当に羨ましくなった瞬間。

 

そして、その状況に疑問を持たないまま、それをそれとして、それをそのままに受け入れてそれをベースに大きくなってほしい。できることなら、本当に。

 

こんなの本当に親のエゴで、成長の末彼がどう考えていくのかなんてわからないけれど、、

世の中にはいろんな人種やバックグラウンドの人がいて、いろんな場所があってそれはそれで、でも目の前にある状況はそれなんだって、目の前にいる人をその人その一人として受け入れられるそんな存在でいてほしい。

 

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まぁ先々どうなるかなんてわからないけど、そんな彼を羨ましく、かつ素晴らしいなぁと思うことのできた、そんな大事な気づきでした。